NINI

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年8月18日に「保護きもの」を商標登録申請の為、特許庁に行って参りました。

只今審査中にて返事を待っている段階ですが、ニィニでは『保護きものレンタル』事業を、緩やかに開始しております。

私自身の病気よりリメイクのデザインが一時中断、しかし只今少しずつ商品も整ってきました。

 

 

【そこで今週5日間に分けて、こちらのブログにて新作の⑤のご紹介をさせていただきます。】

今回は、優しい鳥の子色の優美な着物訪問着を、プルオーバーとロングスカートのセットアップにリメイクをご紹介させていただきます。

優美な鳥の子色の着物訪問着が、洗練されたリメイクにより新たな姿に生まれ変わりました。古典的な美しさを慎み深く引き継ぎながら、モダンなアプローチが調和し、特別な日に相応しい雰囲気を醸し出しています。

 

プルオーバーとロングスカートは、優雅なジョーゼットで繊細に飾られ、その美しい質感が品のある雰囲気を演出しています。伝統的な美しさが色濃く残りつつも、ジョーゼットの組み合わせにより新しい風を感じさせ、動くたびに優雅な風情を魅せてくれます。

特筆すべきは、プルオーバーとスカートの両方に施されたジョーゼット。これにより、様々な着こなしやスタイリングが可能で、一つのアイテムから異なる表情を楽しむことができます。特別な日の装いに相応しい、繊細で多彩な一着です。

 

【レンタルについて】
レンタル可能なお日にちについては、ご相談くださいませ。
以下、レンタルの流れになります。
https://www.nini.co.jp/rental/

ご来店いただけましたら、ご試着も出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

 

【プルオーバー・商品サイズについて】
商品のサイズは、以下になります。画像と合わせてご確認くださいませ。
①バスト・55㎝
③着丈(前見・点巾位置より前裾まで)・46㎝
④天巾・30㎝
⑤袖丈・34㎝
⑥着丈(後ろ中心)・52㎝
⑦袖口巾・16.5㎝
⑧肩巾・49㎝

【スカート・商品サイズについて】
商品のサイズは、以下になります。画像と合わせてご確認くださいませ。
②ウエスト・33.5㎝③ヒップ・47.5㎝
⑥着丈(後ろ中心)・83.5㎝
③ヒップ・47.5㎝
⑩裾回り・54.5㎝

皆様にお目にかかれますこと楽しみにしております。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年8月18日に「保護きもの」を商標登録申請の為、特許庁に行って参りました。

只今審査中にて返事を待っている段階ですが、ニィニでは『保護きものレンタル』事業を、緩やかに開始しております。

私自身の病気よりリメイクのデザインが一時中断、しかし只今少しずつ商品も整ってきました。

 

【そこで今週5日間に分けて、こちらのブログにて新作の④のご紹介をさせていただきます。】

今回は、深みのある濃紺の訪問着が、洗練されたエレガンスを追求したジャンプスーツをご紹介させていただきます。

繊細なディテールと使い勝手の良さが特徴で、ファスナー開きはシンプルながらもおしゃれな演出が可

能です。

裾広がりのパンツラインに施された幾何学的な模様は、上品なアクセントとなり、着る方の特有の品格を引き立てます。

優雅なタートルネックは、クシュっとしたニュアンスがあり、ファスナーを開けると異素材が程よく覗くデザインが洗練されたスタイリングを魅せます。背中のV字カットは絶妙なアクセントとなり、自然な美しさを引き出します。

深い濃紺の色調は知的で上品な印象を醸し出し、しっとりとした風合いが品のある雰囲気を演出します。手仕事の丁寧さとディテールへのこだわりが感じられる、贅沢な一着です。

 

【レンタルについて】
レンタル可能なお日にちについては、ご相談くださいませ。
以下、レンタルの流れになります。
https://www.nini.co.jp/rental/

ご来店いただけましたら、ご試着も出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

皆様にお目にかかれますこと楽しみにしております。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年8月18日に「保護きもの」を商標登録申請の為、特許庁に行って参りました。

只今審査中にて返事を待っている段階ですが、ニィニでは『保護きものレンタル』事業を、緩やかに開始しております。

私自身の病気よりリメイクのデザインが一時中断、しかし只今少しずつ商品も整ってきました。

 

【そこで今週5日間に分けて、こちらのブログにて新作③のご紹介をさせていただきます。】

今回ご紹介させていただきますのは、黒留りめ・ロングコートです。

ビンテージボタンが輝く、留袖リメイクのロングコート。

贅沢に使われた留袖の生地は、繊細で美しい柄が全体を彩ります。

ビンテージボタンが留袖の風格と相まり、上品なアクセントを加えています。

足元まで届くロング丈は、優雅で品のある雰囲気を醸し出し、特別な場面での装いに相応しい一着です。

 

【レンタルについて】
レンタル可能なお日にちについては、ご相談くださいませ。
以下、レンタルの流れになります。
https://www.nini.co.jp/rental/

ご来店いただけましたら、ご試着も出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

 

 

【商品サイズについて】
商品のサイズは、以下になります。画像と合わせてご確認くださいませ。
①バスト・50㎝
②ウエスト・47㎝
③ヒップ・
④裾まわり・
⑤天巾・16.5㎝
⑥肩巾・39㎝
⑦袖丈・59㎝
⑧袖口巾・28㎝
⑨着丈(前見・天巾位置より前裾まで)・122㎝
⑩着丈(後ろ中心)・119㎝

 

皆様にお目にかかれますこと楽しみにしております。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年8月18日に「保護きもの」を商標登録申請の為、特許庁に行って参りました。

只今審査中にて返事を待っている段階ですが、ニィニでは『保護きものレンタル』事業を、緩やかに開始しております。

 

私自身の病気よりリメイクのデザインが一時中断、しかし只今少しずつ商品も整ってきました。

 

 

【そこで今週5日間に分けて、こちらのブログにて新作②のご紹介をさせていただきます。】

今回ご紹介させていただきますのは、黒留りめ・コートワンピースです。

黒い留袖のエレガントな美しさが、フォーマルなシーンにぴったりです。

洗練されたシルエットが品格を際立たせ、高貴な雰囲気を漂わせます。

袖口のスリットは控えめでありながらも、動くたびに微妙な肌の輝きを覗かせ、優雅な印象を醸し出し、上品なアクセントとなっています。

この留袖は、クラシカルな要素とモダンなデザインが見事に融合した、優雅で格式高い一枚です。

重厚感漂う黒地が、特別な場面での存在感を際立たせます。

 

 

【レンタルについて】
レンタル可能なお日にちについては、ご相談くださいませ。
以下、レンタルの流れになります。
https://www.nini.co.jp/rental/

ご来店いただけましたら、ご試着も出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

 

【商品サイズについて】
商品のサイズは、以下になります。画像と合わせてご確認くださいませ。

①バスト・52㎝
②ウエスト・51㎝
③ヒップ・
④裾まわり・
⑤天巾・16㎝
⑥肩巾・50㎝
⑦袖丈・35㎝
⑧袖口巾・54㎝
⑨着丈(前見・天巾位置より前裾まで)・120㎝
⑩着丈(後ろ中心)・119㎝

 

本日もここまでご覧いただき誠にありがとうございました。

皆さまにお目にかかれますこと、楽しみにしております。

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年8月18日に「保護きもの」を商標登録申請の為、特許庁に行って参りました。

只今審査中にて返事を待っている段階ですが、ニィニでは『保護きものレンタル』事業を、緩やかに開始しております。

私自身の病気よりリメイクのデザインが一時中断、しかし只今少しずつ商品も整ってきました。

 

 

 

【そこで今週5日間に分けて、こちらのブログにて新作①のご紹介をさせていただきます。】

今回久しぶりに取り掛かる中、つくづく着物リメイクの難しさをあらためて実感しました。

着物と洋服は、文化やデザインの根本的な違いからくる独自性、これを調和させることは本当に容易ではありません。

民族のアイデンティティを理解しつつ、その中で着物の繊細な美を保ち、洋服の機能性や現代的なエッセンスを取り入れることはとても難しいことです。

しかしこの難題に立ち向かうことで異なる文化を融合させ、今という時代が求める一つのスタイルと解釈し、今ニィニは本気で取り組んでいます。

 

今回、ご紹介させていただく新作は留袖リメイク・ワンピース(ケープ付き)になります。

優雅な装いにエレガントなニュアンスを添え、留袖の素材や柄を上手に生かし、肩から広がるケープが風になびく様子は、まさに華麗な舞を奏でるかのよう。
シンプルでありながら、ユニークなデザインと留袖の伝統的な美しさが合わさり、留袖リメイクならではの洗練された一着が完成しました。

【レンタルについて】
レンタル可能なお日にちについては、ご相談くださいませ。
以下、レンタルの流れになります。
https://www.nini.co.jp/rental/

ご来店いただけましたら、ご試着も出来ますのでどうぞお気軽にお越しくださいませ。

 

 【商品サイズについて】
商品のサイズは、以下になります。画像と合わせてご確認くださいませ。①バスト・45㎝
②ウエスト・43㎝
③ヒップ・
④裾まわり・
⑤天巾・12㎝
⑥肩巾・40㎝
⑦袖丈・65㎝
⑧袖口巾・26㎝
⑨着丈(前見・天巾位置より前裾まで)・128㎝
⑩着丈(後ろ中心)・128㎝

今回も、着物の艶やかな表情を引き立たせる柄の流れやバランスを慎重に考えながら、留袖の伝統と現代のデザインの融合を追求しました。

着物リメイクは挑戦の連続ではありますが、チーム一丸となり、留袖の柄を新しい形にすることが出来ましたかと思います。

これからもこの難解な課題に向き合いながら、着物リメイクの可能性をニィニらしく広げていきたいと思っております。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

 

そういう経緯から、今週は「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

 

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その5】

最後に、あらためて私自身が『繋げてきた』軌跡を辿らせていただき今回のお話をまとめていきたいと思います。

 

先日、(株)ニィニ代表取締役就任するにあたり、金融機関に提出資料として自身の「略歴」をあらためて作成しました。

ここまで決断するにあたり、紆余曲折、多くのことを学ばせていただいたと、お世話になった様々な方のお顔がよみがえり感謝の気持ちで溢れました。そして、人生の不思議をつくづく実感し感慨深くもなりました。

 

以下、まずは私の略歴をそのままご紹介させていただきます。

【保坂 郁美 略歴書】

平成 6年4月  彩光舎美術研究所入学 (デッサン・デザイン平面構成・立体構成など学ぶ。)

平成10年3月  卒業

 

平成10年4月  陶芸作家活動開始(立体現代作家を目指し、作家・板橋廣美氏に学ぶ。)

平成11年4月  京都造形芸術大学(作家としての深みを身に着ける為一般芸術学を学ぶ。)

芸術学コース専攻

 

平成12年    台湾国際陶芸展にて入賞

平成13年    韓国国際陶芸展にて入賞

平成14年4月  (株)ニィニ入社(見習いとして、裁断・接客アシスタント担当。)

 

平成15年3月  京都造形芸術大学芸術学コース専攻

卒業

 

平成15年 4月 (株)ニィニ・取締役就任 (裁断・パタンナー・接客のアシスタント担当。)

平成22年 4月 オリジナルブランドのデザイン担当。

 

平成30年 9月 「未来を選び取る消費」をテーマに川口リリアにて、初シンポジウム企画開催

令和 1年10月 「未来を選び取る消費」をテーマに着物リメイクファッションショー企画開催

令和 2年11月 「捨てないアパレルを浸透させるセミオーダー・リメイク事業」をテーマに、

SATAMA smileWomanピッチコンテスト2020・最優秀賞受賞。

令和 5年 9月 (株)ニィニ・代表取締役就任 ・現在に至る。

以上、私保坂郁美の略歴とさせていただきます。

 

今あらためて振り返ってみても、就任する運命に従い歩む道を進んで来たとは考えていません。

ある意味自分らしさを素直に追い求めた先の、その時その時全力で積み上げて来た決断であり、それが結果『繋ぐ』軌跡となったと考えています。

 

「捨てないアパレル」という言葉が全身を貫き、これだ!と覚悟を決め人生を捧げる事業に辿り着くまで、多くの勇気を要しましたが、今は理想のスタッフに巡り合い、お互い力を合わせて『繋ぐ』を前進させています。

全ての『繋ぐ』は、当然ニィニのスタッフ、また前社長の父、専務である母、其々の覚悟ある全力の決断の積み重ねです。

これまで繋いでくださった、ニィニを去られたスタッフの皆様にも同様に感謝しつつ、これからもニィニらしく邁進して参ります。

本日もここまでお読みくださり、ありがとうございました。

 

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

 

そういう経緯から、今週は「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

 

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その4】

今回は、前回に引き続き家族で長年愛用しているブランドについてご紹介させていただきます。

 

前回もお話させていただきましたが、ニィニがオリジナルブランドを立ち上げる前は、家族で「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」、またはヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)を良く購入し愛用していました。

どちらかと言うと、当初はミヤケイッセイを両親は好んで購入していました。

特に1988年にウィメンズコレクションで発表した「プリーツ」、その後1994年春夏シーズンから単独ブランドとしてスタートしたPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEのダイナミックなデザインに両親は魅了され、発売当初から愛好しておりました。

しかし、世間がPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEを猫も杓子も着るようになり、熱がすっかり冷めてしまったようで、徐々にその頃からヨウジヤマモトにブランドの興味が移るのでした。

その頃、私は高校生だったかと思うのですが、両親はヨウジヤマモトの魅力をよく語り、ヨウジヤマモトのブランドに身を包み楽しそうにデートしておりました。

当初のヨウジヤマモトの縫製も素材も、今より素晴らしく今もなお大切に着ることが出来る素晴らしいブランドです。
デザインも非常に挑戦的で、私も主人も大好きなブランドで、たまにヨウジヤマモト本店で行われるショーにも行かせていただきます。

↑↑

(2017年にて)

自社ブランド、elevemumuエルベムムの構築の上には、私たちが何年にも渡り感じて来た感性の蓄積の上にあります。

それには間違いなく、プライベートにて長きに渡り愛用して来たブランドにも影響されていることに間違いありません。

「捨てないアパレル」を目指しつつも、前者ブランドのように「捨てられないブランド」をも目指しつつこれからも邁進して参ります。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その2】

そういう経緯から、今週は「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

今回は、家族で長年愛用しているブランドについてご紹介させていただきます。

 

ニィニがオリジナルブランドを立ち上げる前は、家族で「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」、またはヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)を良く購入し愛用していました。

 

会長が着ている、下の写真のイッセイミヤケのジャンパーは、チューブが付いており膨らますとラインが変わる面白いデザインです。

私が小学生の時、遅くまで仕事する父がこれを良く着て楽しそうに仕事していたことが、ついこの間のことのようです。

↓↓

 

当時、DCブランドは全般的に非常に活気があり、ニィニも有名ブランドを多岐に渡りOEMの仕事としてお手伝いさせていただいておりました。

 

兎に角、面白い洋服が百貨店には溢れており、私たち家族は毎週のように何処かしら買い物に出掛けていたように思います。

世界が日本のファッションブランドの独自性に惹かれていく様が子供ながらに心地良く、ウキウキしていたのを鮮明に覚えています。

小学校の頃、母が良く観ていたパリコレのファッション番組が面白く、よく一緒に観ていたのですが、ある時のイッセイミヤケのショーが非常に私に衝撃を与えました。

それは衣装を着たバレリーナが「くるみ割り人形」に合わせて衣装を早着替えし変化するという構成なのですが、それが非常に優雅でありながら大胆で挑戦的でカッコ良く、観客からは破れんばかりの迫真喝采を受け、それに合わせ私の心も震えました。

 

その後、本も購入するなど家族の中でイッセイミヤケの存在は憧れそのものでした。

私も、ISSEI SPORTSというイッセイミヤケのカジュアルブランドにハマり、中学生の時良く着ていましたが、今でも大好きで着ます。

それを、可愛いいと娘が着ることもあります。

当時購入した洋服、特に父のセーターなどは今も着崩れることなく毛玉ひとつなく着ることが出来、これぞ、本物の「捨てないアパレル」、否「捨てられないアパレル」です!

ニィニもそんな愛されるブランドになれるよう、これからもスタッフと共に丁寧に邁進していこうと、あらためて心に刻むキッカケをいただきました。

本日もここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。

 

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

 

そういう経緯から、昨日から「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

 

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その2】

第二回目は、(株)ニィニ創業者である母、専務の創業前のものづくり、「ムムコーボボ」についてお話しさせていただきます。

 

「ムムコーボ」とは、当時専務が会社を立ち上げる前に作ったブランドでして、そのお話についてご紹介させていただきます。

「ムムコーボ」は、漢字にすると「無無工房」になりまして、何も無いところから良いものを作る工房という意味を込めてブランド化していきました。

それは、周りにある素材を活かした言わばリメイクした商品が中心でした。

時には着なくなったジーパンを工夫を凝らし可愛らしいポーチにリメイクしたりしていました。

専務は常に周りにある素材をリスペクトし、それをリメイクし、再びお客様に提供するスタイルを楽しみながら製作していました。

まさに、(株)ニィニは、立ち上げ前から、「捨てないアパレル」を実行していたと言っても過言ではないかと思います。

 

当時販売先はどうしていたかと言いますと、それが面白いのです。

まだその頃、私は幼稚園生、更に3つ下の妹がいたものですから、なかなか外に出て営業することが出来ませんでした。

 

そこで、お化粧品を自宅訪問してお売りしていた方にお願いして、商品をお売りしてもらっていたそうです。それが、可愛らしいと評判でよく売れたそうです。

 

話は飛びますが、母の実家は、タイヤを修理、製造、販売する商売をしていました。当時先見ある母のお父様、所謂私の祖父は、戦後直ぐにタイヤを販売する商売を始め、大成功を収めた方でした。

 

母がまだ幼い頃は、お手伝いさんや方公する方が頻繁に家を出入りするなど、それはそれは活気あるご実家だったそうで、まさに映画「三丁目の夕日」の世界そのものだったようです。

その長女として生まれた母ですから、商売の素質は充分に備わっていたと、言えるのでしょう。

 

今回、私が病気を患い自宅療養を長く強いられる中、ふと身辺整理がしたくなり出てきた、当時の一品に巡り合いました。

それはそれは、懐かしく幼い自分にタイムスリップしてしまったかのようでした。

 

2018年を皮切りに必死で、「捨てないアパレル」を唱えて来ましたが、なんだ既に原点はもうここにあり、ニィニの土台はしっかりそのDNAが染みこんでいるんだと、あらためて実感し、嬉しくも感慨深くなりました。

 

今、アトリエでは新しいリメイクの参考サンプルが続々と出来て参りました。

その制作は、アトリエ全体に「捨てないアパレル」の精神で満ち溢れ生き生きしています。

 

いろいろな考え方と、提案の元、アパレル業界は今なお切磋琢磨していますが、ニィニも独自の「捨てないアパレル」事業をこれからもチームで高めていきたいと強く思っております。

 

本日もここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。

明日も「捨てないアパレル」の原点のお話をさせていただきますので、どうぞお楽しみくださいませ。

 

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

 

そういう経緯から、本日から金曜日まで「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただきます。

 

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その1】

本日第一回目は、専務であるお母様、所謂私の祖母について語っていきたいと思います。

 

母方の祖母は非常に器用な人で、和裁、洋裁、特に編物が得意な方でよく家族や親戚に編んではプレゼントしていたようです。

祖母は60歳という若さで亡くなりましたが、その後祖母の編物は母を通して私の元にもやって来ました。

当時私は高校1年生でしたので、まだ着こなすまでに至らない年齢と考え、大切に保管していましたが、初めて見た時から祖母のデザインセンスには目をみはるものがありました。

今回の病気をキッカケに自宅療養を余儀なくされる中で、あらためてニィニの原点の一つには祖母のセンスが間違いなく反映されていることに気づかされる出来事がありました。

そういう経過の中、無性に身辺整理がしたくなり、その時あらためて祖母のセーターと対面したのです。

久しぶりに再会した祖母の手編みのセーターが、今の私に何か大切なことを語りかけてくれている想いがし、何とも言えない安心感を感じました。

そんなことがあり先日、自分がデザインした洋服とコーディネートして祖母のセーターを数年ぶりに身に付け、出社しました。

専務である母は、それはそれは懐かしみ喜んでくれました。またスタッフもお客様も、とても素敵と褒めてくださり、きっと祖母も喜んでくれたに違いありません。

 

翌日、そうだ!と母が、当時祖母が大切にしていた編物の本を出して来ました。

それは、母の実家を整理している時に出て来た祖母が実際に読んでいた編物の雑誌でした。「これこそ私たちの宝物だわ!」と、あらためて専務と当時の祖母の話に花が咲き、語り合いました。

写真の雑誌はほんの一部です。傷んでしまっているものもあったので、全部は持ち帰ることは出来なかったようですが、50刷ほどは自宅に保管しています。

 

編物が大好きで得意だった祖母のDNAは、同じく器用な専務である母にもしっかり受け継がれています。

 

私はというと、編物は全く得意ではありませんが、祖母が残してくれた本と編んでくれたセーターを通して、今後のデザインに専務の力を借りて反映していこうと思います。

 

今回は、「捨てないアパレル」の原点を祖母の思い出と共にご紹介させていただきました。

この度も、ここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。明日も引き続きご紹介させていただきますので、お楽しみくださいませ。

 

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