お越しいただき誠にありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
頬を掠める風がどこか秋の訪れを予感させ、清々しい気持ちになります。今日も素敵な一日になりそうです。皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
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誠屋さんホームページになります。
是非、お近くの皆さま遊びにいらしていただけましたら、とても嬉しいです。
皆さまにお目にかかれますこと、心より楽しみにしております。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございます。
またのお越しを楽しみにしております。
お越しいただき誠にありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今日は過ごしやすい陽気ですが、皆さまのお住まいかがでしょうか。
今回来ていただいたお客様により楽しんでいただけるよう、お直しの実演と、「捨てないアパレル」のご縁を紡いでいけたらと、ニィニらしいプレゼントをご用意いたしました。
プレゼントとは、通常に捨ててしまう生地の切れ端を丁寧にカットし、お掃除にご利用いただけたらと、本当に心ばかりのおしるしです。
また、今回の実演は専務が、会長の想い出深い洋服のお直しする様子をご覧いただきました。
以前、会長に主人がヨウジヤマモトの洋服をプレゼントしてくれたのですが、とても気に入って良く着るものですから、襟や袖口の生地が傷んでしまいました。それを丁寧に、解いている様子を紹介しました。
また今回嬉しいことに、誠屋代表取締役・澁谷隆太社長に、おばあ様の着物をリメイクいただけることになりました。
とてもおしゃれなおばあ様だったそうで、たくさんの着物を拝見させていただきましたが、素敵なものばかりでした。
その中からピンときた着物を、メンズシャツにリメイクしていただくこととなりました。
淡いピンクが素敵な着物で、男性の方がシャツにリメイクするなんて非常にオシャレですね。出来上がりが楽しみです。
今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。またのお越しを、楽しみにしております。
お越しいただき誠にありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
朝夕はだいぶ過ごしやすくなってまいりましたが、日中はまだまだ暑く外出には日傘が必需品な今日この頃です。皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
日本経済を支える中小企業の殆どの会社は、無名なばかりか、メディアに取り上げられる機会も少ないことから、その多くは知られていません。そこで、総合研究所のスタッフの皆さまがが、ご縁のある会社を尋ねてくださり、日々の取材の内容をもとに、「中小企業の現場」をご紹介してくださいます。
今回は有難いことに、ニィニを選んでいただき、とても丁寧に取材いただきました。
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https://www.jfc.go.jp/n/findings/sme_reports/2024_12.html
創業41年、埼玉県蕨市にある、(株)ニィニは、婦人服の企画、デザイン、パターン、製造、販売を行っているアパレルメーカーである。1階が店舗、2階がアトリエ、3階が生地倉庫となっており、ここまで一貫して行っているアパレルメーカーは、現在、きわめて珍しいという。
同社は、昨年9月に代表取締役に就任した保坂郁美さんの母、保坂晴代さんが1983年に創業した。当初は、百貨店に入っている有名ブランドのサンプルなどを少量縫製する程度だったが、次第に出来上がりの完成度が高いと評判となり、徐々に量産も請け負うようになっていった。晴代さんは、結婚して間もなくの頃は、義母の希望もあり専業主婦だった。しかし、学生時代から縫製の腕が良かったことから、アパレル企業に勤めていたかつての友人から次々と仕事が舞い込むようになったため、家族と話し合い、家族に支えられ縫製会社を立ち上げた。
郁美さんが同社に入ったのは、28歳の頃である。それまでは、服飾学校に通うことなく、美術大学に進学し、陶芸や絵を手がける作家を本気で目指していた。在学中には国際的なコンペで入賞するなど、実績を着実に重ねていった。しかし、家業が忙しかったため、洋服の検品や出荷を手伝うことが多く、作品制作よりも家業の手伝いを優先しなければいけない日々に悶々としていた。次第に母とは意見の相違が増えていき、将来行くべき道を悩むこともあった。
そんな郁美さんが入社を決めたのは、この状況に真っ向から立ち向かい、真の自分と向き合うものづくりは、身近な「洋服づくり」にあるのではないか、そう直観したからだそうだ。作家活動は、人生の晩年に持ち越すことができるが、洋服づくりへの挑戦は今しかできないと一念発起し入社を決意した。服飾の専門学校へは通わず、現場に入り、裁断、パターン、縫製、販売をスタッフと母である専務に支えられ経験を積んだ。
同社は、20年ほど前よりOEM事業と並行して、セミオーダー対応の自社ブランド「élevemumuエルベムム」を立ち上げた。きっかけは、専務の強い思いにあった。国内ブランドは完全分業制で、縫製工場をもたず外注化している会社が多い。縫製工賃は安価で、業界全体で一般化していた。その現状に強く疑問を持ち続けていた専務は、つくり手が直接ブランドをもち、より安価でお客様の希望をかなえることができるセミオーダー対応のブランドを立ち上げ、余計な在庫をもたない体制を整えた。デザイナーは、専務の友人であり、有名なアパレルデザイナーに依頼し、同社初の試みをスタートさせた。
これまで作家として1人で創作活動をしてきた郁美さんは、チームでつくり上げる環境になかなか慣れず、困惑することも多かったが、徐々にスタッフ一人ひとりの洋服づくりへの熱意に魅了され、チームでつくり上げる洋服づくりにのめり込んでいった。入社から5年後、郁美さんはデザイナーを任されることになった。陶芸作家として美術品を制作してきたが、洋服は違う。3~5キログラム痩せて見える美しい光と影はどこにあるのか。作家として培ってきた郁美さんの独特のセンスと、洋服づくりを極めてきた専務の技術をかけ合わせた洋服は、唯一無二のデザインを表現し、チームでつくり上げた洋服は着心地が良いと評判になった。
同社は、15年前よりリメーク事業を手がけている。「今は着なくなってしまったが、思い出の詰まった着物や毛皮は捨てられない。どうにかしてリメークできないか」と、顧客から相談を受けたのがきっかけだ。当初、着物も毛皮も取り扱った経験がないことから、丁重に断っていたが、がっかりして帰る顧客の後ろ姿が忘れられなかった。何とか願いをかなえたい。郁美さんは専務と、自宅にあった着物や毛皮をすべてほどき、チーム一丸となってばらし方や縫い方を徹底的に研究した。特に毛皮は今まで扱ってきた生地とは違い、一つ一つ個性があるため、縫い方を調整する必要があった。モニターを募って何度も試作し、事業化できると自信をもてるまで、2年以上かかった。
リメーク事業は、オリジナルデザイン制作と違い、言葉にできない顧客の思いをかたちにする提案なので、デザイナーとしてヒアリング力が問われるという。
また、大柄の着物は柄の位置が重要になるので、カラーコピーをパターン通りにカット、時には配置を細かく確認する。着物のリメークは、提案から1カ月後に布の素材で仮縫いし、デザインとサイズを確認する。その後さらに1カ月かけて完成させる。毛皮のリメークは、完成まで3カ月ほどかかる。
着実に実績を積み上げ、大手着物メーカーと毎月着物リメークの展示会を開催できるまでに成長した。
近年アパレル業界では、廃棄衣料の多さが課題になっている。同社は、セミオーダーとリメークの事業を「捨てないアパレル」と位置づける。郁美さんは、「洋服を捨てずにリメークしながら次の世代に受け継ぎ、廃棄衣料をゼロにするのが目標」と話す。
この考えを広げるため、2020年、埼玉県主催のSAITAMA Womanピッチコンテストに『「捨てないアパレル」を浸透させる、セミ・オーダーとリメイク事業』でエントリーし、最優秀賞を受賞した。顧客の心を満たす洋服をつくる同社の姿に、小企業としてのあり方をみた。
(柴山 光歩・2024.8.30)
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
またのお越しを楽しみにお待ちしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
すっかり夏の陽気から秋の風に変わり、朝から爽やかな気持ちでおります。
夜は何処からか鈴虫の声が聞こえ、また微かな金木犀の香りが鼻を掠め、季節の節目を感じる今日この頃です。
皆さまは、いかがお過ごしでしょうか。
当時革のパンツがとてもお好きで大切に履かれていたそうなのですが、今はあまりお召しにならないとのことでした。でも思い出もあるし大切にしてきたパンツなので、安易に手放すのも勿体無いし、、、
ということで、お嬢様と兼用できるオーバースカートにリメイクさせていただきました。
しかし今回のリメイクは、使用する革のパンツの分量が少ないことから、それに合う別素材を組み合わせなければなりませんでした。
また少しでも軽く仕上げて欲しいというご要望から、薄いベルベット素材を選ばせていただき、組み合わせていただきました。
異素材を組み合わせる縫製は非常に難しく、完全に仕上がった後、少しでも釣れるようなことが出た箇所は、再度縫製し直すなど難儀でした。
お陰で綺麗に仕上がり、お客様も大変喜んでいただきました。
パンツの革の色が、アンバー系の茶と、黒だったので、異素材の色をどちらにも近づけることなく、明るめの茶にしてリズムをつけました。
そうすることで、コーディネートの幅も広がりオシャレを楽しんでいただける工夫をしました。
サイズも調整出来るように、ボタン位置を変えましたので、お嬢様と兼用に着ていただけるオーバースカートに仕上がりました。
今回のリメイクは難易度も高く、担当したスタッフそれぞれ皆んな難儀しましたが、その分とても思い出深いリメイク作品となりました。
このようなリメイクをさせていただましたご縁に感謝したいと思います。ありがとうございました。
以上、最後までお読みいただき、今回もありがとうございました。またのお越しを楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今日は朝から晴れ渡り、とても気持ちが良いです。朝日が差し込む雲が眩しく、清々しさに思わずワクワクした気持ちになります。皆さまのお住まいはいかがでしょうか。
こちらの着物は、ご両親の大切な思い出が詰まった着物で、ご提案の際も当時のお話をいろいろ聞かせていただき、ほっこりした気持ちにさせていただきました。
こちら、素敵な柄で構成された着物ですので、洋服に置き替えた時、柄の位置が非常に重要になってきますので、デザイナーの私も裁断の指示出しにシックハックでした。
裁断後、丁寧に縫製させていただきましたので、今回も素敵に仕上がりました。
袖の柄行きも左右違えるとで、テンポ良いバランスに仕上がったことと思います。
お客様も喜んでいただきましたので、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいになります
リメイクはお客様の思い出に触れながら、お作りするので、とても楽しいですし、またそれと同時にこのようなご縁をいただき、感謝の気持ちで溢れる思いでおります。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。またのお越しを楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今日は朝からこちらはあいにくの雨ですが、皆さまのお住まいはいかがでしょうか。
誠屋さんの新社長、澁谷隆太代表取締役社長は素晴らしいアイデアマンで、いつもお客さまを楽しませており、その度に私は良い刺激をいただいております。
お伺いした日が、まだ夏休み期間でしたので、子供イベントで、実際普段使用している染み抜き機を会場に持ち出し、「染み抜き体験会」を開催されておりました。
ホワイトボードには、手作りのポスターが貼られ、その中には選択表示についてや、誠屋さんの良いところなど、親しみやすく紹介されており、ほっこりした優しい気持ちになりました。
また、隆太社長直々に染み抜きの様子を披露してくれました。ニィニにも染み抜きの機械はありますが、ドライヤーは付いていません。
さすが、クリーニング店の染み抜き機は違いますね!
「捨てないアパレル」実現するためには、良いクリーニング店とタッグを組むのは必須です。
誠屋さんとはこれからも末長いお付き合い出来ますよう、ニィニも精一杯励んでまいります。
本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
またのお越しを楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今日は朝からとても良い天気で、心配していた台風も過ぎた様子に安心しております。
皆かまのお住まいはいかがでしょうか。
手紙を入れておく蒔絵の小箱を文様化したもので、蓋が付いた箱に四季の草花などの絵模様が描かれています。組紐を添えて友禅染や刺繍で表現され、留袖や訪問着に好まれているそうです。
(* きものと悉皆 みなぎ さんのホームページ を参照させていただきました。)
お預かりした着物は、お客様のお母様の思い出がたくさん詰まったものでした。専務ともお歳も近いことなど、当時の頃の話に花が咲き、お打ち合わせもとても楽しい時間とさせていただきました。
その後アトリエに戻り、丁寧に柄いきのバランスをみながら、裁断に取り組むのですがやはり想像通り大変な作業でした。
しかし、縫製が進むにつれて柄のバランスが見えてくると、配置した柄がリメイクのチュニックワンピースに良く映えていることがよく分かり、安心しましました。
お陰様で、今回も素敵なリメイクが完成しました。
黒のワイドパンツを合わせてお召しいただくよう、パンツも生地でお作りさせていただきました。お客様も大変喜んでいただき、私たちも嬉しい気持ちでいっぱいになりました。
このように大切な思い出がよみがえると、こちらも幸せな気持ちになりますね。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
またのお越しを楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今日の空は仰ぐことも出来ないほど、激しい雨に見舞われておりますが、皆様のお住まいはいかがでしょうか。
お客様は、ご両親様からとても大切にしていただいたそうで、着物はたくさんお待ちです。
お待ちになった着物を広げながら、当時の様子を懐かしそうにお話くださいました。
そうお話いただいた後、
「今着ると、可愛らし過ぎてしまうから困っているの」
お客様はお花の先生を長くされており、パーティなどお客様の前に立つことも多いことから、思い切ってドレスをご提案させていただきました。
今回も変わらずに、スタッフ一同丁寧にお作りさせていただきました。
無地のジョーゼットを掛け合わせたことで、桃色の花柄が程よいアクセントを演出、大人可愛いドレスに仕上がりました。
動く度に優しく広がるドレスは、お客様の雰囲気にピッタリで、きっとご両親も喜んでいただいていることでしょう。
今回もここまでご覧いただき、誠にありがとうございました。次回のブログは、来週、9月1日月曜日です。
では、またのお越しを楽しみにしております。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
全国的に台風の接近で、心配な日々が続いておりますが、皆様のお住まいはいかがでしょうか。ニィニの上空は、曇り空が広がっており、どうやら明日は雨が降る予定のようです。
専務と会長は、今も昔も仲睦まじく。
先日、懐かしい洋服が出てきたと専務が会社に持ってきたのは、当時、会長がとてもお気に入りで着ていたゴルフウェアでした。それはガーゼのような綿素材で着心地がとても良かったようですが、お陰ですっかり色あせてしまっていました。そのせいで、今はすっかり着なくなってしまっていましたが、当時の思い出がたくさん詰まっていたようで、なかなか手放すことが出来ませんでした。
そこで、専務が会長のために、見事に綺麗に直してしまいました。
紫外線焼けですっかり白っぽくなってしまった表の黒を、しばらく眺めていた専務は何と表面と裏面を反転させ、付いていたワッペンも反転させ、更には付いていた黄ばんだ白襟を黒の襟に付け替えてしまいました。
そのせいで前立てが、女前になっしまいましたが、専務はニッコリ笑って、
「これもリメイクならではね。」
と嬉しそうに完成品を眺めていました。
リメイクは、当時の楽しい思い出も一緒によみがえる素敵な作業です。
プライベートでも「捨てないアパレル」を実践される専務は、とても素敵です。洋服を通して、会長をとても大切にしている様子に、心から優しい気持ちになりますね。
また、ステキなエピソードが生まれましたらご紹介させていただきますので、お楽しみくださいませ。
今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
台風接近とのこと、全国的に心配な今日この頃です。皆さまいかがお過ごしでしょうか。
母こと専務の大切なバッグも幾つか、そのような状態になっていたのですが、ニィニでは綺麗にお直しすることが出来るようになりました。
もうかれこれ、20年ほど前のものになりますでしょうか。当時とてもお気に入りで、良くお出かけの際に見かけておりました。
そのおかげで至る所が、傷んで来てしまっておりました。
それを一つひとつ丁寧にバラしていき、新品の革に付け替えていきました。
一長一短にいくような作業ではありませんが、根気強く丁寧に取り組んでいきます。
新たに型を起こし、似寄りの色目の新しい革を、組み直して作っていきます。
時間のかかる作業ですので、納期はご相談後およそ3ヶ月は見ていただけましたら幸いです。
新しい革を組み合わせ、合体していきます。
その後、新品同様に変身していきます。
当時お気に入りだった、しかし今は眠っているバッグを、皆さまきっとお持ちのことと思います。
バッグでお困りなことありましたら、是非一度お気軽にご相談くださいませ。
今回も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。
では、またのお越しを楽しみにしております。