「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間もご縁をいただいた方からお声がかかると、喜んで脚を運ばせていただきました。
今週はそんなお客様とのやりとりからアトリエの中でどのように制作し、お届けしているのか、あらためてご紹介する一週間にしていきたいと思います。
今回は、昨日に引き続いて毛皮をライナーコートにするご提案の、丁寧な仮縫いについてご紹介させていただきます。
ニィニの仮縫いとは、全く別の生地で制作します。毛皮の部分は、フェイクファー(今回は本物の毛皮、アストラカンを使用しました。)使用、所謂デザイン的な全体像を、実際のカタチにしてお客様に確認いただく作業になります。
勿論、その際にお客様のサイズ感や着心地の確認も同時にさせていただきます。
今回はライナータイプの提案ですので、かなり忠実な仮縫い制作し、お客様に提案内容をご理解いただきました。
お客様にとっては大切な思い出の品です。
世界で一つ、一品ものですから、そのことをニィニスタッフ一同、肝に銘じて取り組ませていただいております。
お客様も仮縫いをここまで丁寧にしてくれることに、満足されているご様子が伺え、スタッフ一同ホッと安心いたしました。
ここまでの段取りは作り手としては大変な作業ですが、お客様の喜ぶお顔を想像すると、やり甲斐は十分にあります。
ニィニではこのように、大切なお品物にいきなりハサミを入れることはございませんので、安心してお任せいただけましたら幸いです。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
次回も是非、お楽しみくださいませ。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間もご縁をいただいた方からお声がかかると、喜んで脚を運ばせていただきました。
今週はそんなお客様とのやりとりからアトリエの中でどのように制作し、お届けしているのか、あらためてご紹介する一週間にしていきたいと思います。
この度、ご家族から引き継がれた五体のキツネの襟巻きをライナーコートにさせていただきました。今回、このような提案を、2日間に分けてご紹介させていただきます。
五体のキツネさんは、目と鼻は作り物ですが、手足と尻尾も本物です。
専務は今年73歳を迎えますが、小さい頃は記念日の写真やお出かけには、ご自身やお母様が身に付けていたそうで、当時は高級品の一つとして、一般的に親しまれていたファッションだったそうです。
現代では動物愛護の観点から、このようなスタイルのファッションは、すっかり見かけなくなりましたが、だかと言ってご家族の思い出と共に廃棄するのは寂いものです。いざとなると、なかなか捨ててしまうことなど、出来るものではありません。
そこで今回、ライナーコートのリメイクをオススメさせていただきました。
ライナーとは、取り外しが可能な裏地のことなのですが、今回はその裏地が毛皮になるという提案です。
ライナー付きのコートは、寒い時期には裏地を付けて、暖かくなってきたら裏地を外して、2WAYで着ることのできる便利なアウターです。
今回、裏地ではなく毛皮になるので、その利便性の幅が広がること間違いなしです。
このご時世、表立って毛皮を身に付けるのは憚れますので、ご家族の思い出をそのままに安心してお召しいただけるデザインをオススメさせていただきました。そのことで、お出かけも楽しく過ごしていただけるのではないかと、作り手の私たちも思わず想像して、ワクワクさせていただきました。
出来上がりは、想像以上に良く出来上がったのではないでしょうか。
お客様も大変喜んでいただきました。
作り手としては、大変な作業だっただけに喜んでいただけて、アトリエ一同心より嬉しく思っております。
明日は、ここまで至るまでの仮縫いの様子をご覧いただけたらと思います。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間、ニィニの経営理念を持続的に実行できるようコンサルしてくださった秋田舞美先生には本当に心より感謝申し上げます。
私の体調に合わせて日程を調整し、経営のコンサルタントを伴奏いただき、とても心強かったです。
【今週はそんな秋田舞美先生に焦点を当て、ニィニの進める経営の地固めをご紹介させていただきます。】
今回は、秋田先生に伴奏支援いただいた商標登録についてご紹介いたします。
既に、ニィニは以下の①〜③を商標登録しています。(③は申請中、8週間後に完了予定です。)以下、②、③は提出までも秋田先生にお世話になりました。
①アパレルとサスティナブル(持続可能な)を掛け合わせた造語、2020年『サスティラル』を商標登録完了しました。
実は、この造語のアイデアは、秋田先生がお考えくださいました。
まだ、私自身「捨てないアパレル」を感覚的に実行しつつも、まだ事業を言葉として落とし込むことが出来ず、秋田先生が私の頭の中を共に整理、伴奏しつつ、この言葉を産み出してくれました。
②続いて、ニィニの理念『捨てないアパレル』『消費は未来へのVOTE』を2022年に商標登録完了しました。
『捨てないアパレル』はやっと言葉に落とし込むことが出来たニィニの理念を、念願の商標登録に導いてくれたのも秋田先生でした。
またその際に、『消費は未来へのVOTE』は初めての連続シンポジウムの際に、秋田先生が命名してくれたのですが、こちらも同時に商標登録しよう!と後押し、伴奏支援してくれたのも秋田先生でした。
③只今、ニィニの目指す新事業の名称『保護きもの』を商標登録申請中でして、8週間後に完了予定となります。
昨年8月に申請してきたのですが、実は本日、秋田先生とこちらの件で特許庁に行ってまいりました。
(↑昨年8月に申請に行ってきた時の様子)
(↑本日、特許庁に行った時の様子)
小さいメーカーだけに苦難の道ではありますが、『捨てないアパレル』を理念に稼ぐ事業を、少数精鋭のアパレルメーカーとしてこれからも実行、雇用をしっかり守る経営者に成長すべく、秋田先生と共に学んでまいります。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間、ニィニの経営理念を持続的に実行できるようコンサルしてくださった秋田舞美先生には本当に心より感謝申し上げます。
私の体調に合わせて日程を調整し、経営のコンサルタントを伴奏いただき、とても心強かったです。
【今週はそんな秋田舞美先生に焦点を当て、ニィニの進める経営の地固めをご紹介させていただきます。】
今回は、「捨てないアパレル」を理念表明しつつ持続的にどう「稼ぐアパレル体制」に構築するか、コンサルタントとして伴奏している様子についてご紹介させていただきます。
日本の方は、企業が「稼ぐ」と言うと、何故か一瞬マイナス的な印象に捉えがちですが、企業にとって稼ぐことは当然必須です。
稼ぐことが出来なければ、無論企業は存在出来ませんし、何より企業の存在意義の中には、社会に雇用を生む、という当然の使命がありますから、「稼ぐ」と言うことはとても重要です。
ニィニは非常に小さな会社で、只今私たち役員含め13名です。
規模は小さくとも、「捨てないアパレル」を理念に、雇用を生むことに専念しています。
今まで、私はニィニの地固として、「捨てアパレル」という理念構築に奮闘してきました。その結果、ニィニという会社に意思を植え付けることができましたが、それは、およそ5年かかりました。
時間はかかりましたが、やっと次のステージ、「捨てないアパレル」を元に、意識的に「稼ぐ」ことを実行していきます。
それに即した営業は必須ですが、ものづくりの会社にとって、それよりも難しいのは、生産性を安定した時間管理です。
どんなに条件がよい仕事が舞い込んだとしても、アトリエの中の体制作りが不安定では、売り上げに結びつきません。
それには、しっかりした原価計算は必須です。
原価計算の必要性をスタッフ1人一人に問いかけ理解いただき、工程分析を可能にし、実行してもらう。
非常に当たり前のことなのですが、アパレルは人の手が相当な入る分野であり、完成度を一律にするのが非常に難解な業界なのです。
秋田先生は、企画力のサポートも素晴らしいですが、先生の得意分野は財務です。
先生の提案内容をブラッシュアップし、それを実行。またそれを報告し、またブラッシュアップし、実行し、またそれを報告する。
何度も何度も、それを繰り返し、ニィニらしい「稼ぐ」努力をしています。
言うは易し行うは難し。
本当に地道な努力ですが、これが年間の売り上げを大きく左右します。
一生勉強、一生精進の覚悟で、秋田先生と共にニィニの雇用を守ってまいります。
間も無く、秋田先生がニィニにいらっしゃいます。
今日もいろいろ実行したことを報告、ブラッシュアップに繋げていきます。
本日もここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間、ニィニの経営理念を持続的に実行できるようコンサルしてくださった秋田舞美先生には本当に心より感謝申し上げます。
私の体調に合わせて日程を調整し、経営のコンサルタントを伴奏いただき、とても心強かったです。
【今週はそんな秋田舞美先生に焦点を当て、ニィニの進める経営の地固めをご紹介させていただきます。】
今回はニィニがメディアに取り上げていただくまでの軌跡について、秋田先生から受けた学び、また支援についてご紹介させていただきます。
2018年初めてのシンポジウム「第一回目未来を選び取る消費・連続シンポジウム」と題して、SDGsの12番面の項目「つくる責任・つかう責任」について多岐に渡る専門家の方を通し、お話しいたしました。
その後、2019年「第二回目身未来を選び取る消費・連続シンポジウム〜ニィニ初着物リメイクコレクション〜」を発表、またその後専門家の方々にご協力いただき、今後のアパレルについてお話しさせていただきました。
更にその後、コロナによりシンポジウム開催が困難な中、秋田先生の後押しで地元埼玉県開催、SAITAMA Smile womanピッチコンテストに挑戦。『「捨てないアパレル」を浸透させるセミオーダー・リメイク事業』にて出場、見事最優秀賞受賞させていただきました。
この3大イベントは私にとって全てが初めての試みで、右も左も分からない状態の、想い一つで走り出したものでした。
周りはただ翻弄され、一体私が何のためにこのタイミングで駆け抜けようとしているのか、理解が追いつかない方も多くいました。
そんな中、瞬時に私の新事業を理解し、そのための新チームを組んでくださったのが、秋田先生でした。
基本、シンポジウムの構成や交渉は私で、やはりここでも伴奏型です。私が指揮を取りそれをそれぞれ得意分野のスペシャリストに配置編成、下支えに奮闘くださいました。
当日の司会は、全てを理解いただてある秋田先生が取り仕切り、私は大船に乗ったつもりでその日を無事終えました。
しかし、私の力不足により不完全燃焼が残る、課題山積のイベントでもありましたが、参加くださった皆様は大変心に残った素晴らしいものだったと、温かく今後の私にエールを送っていただきました。
特に、ビジネスコンテストは秋田先生の全面的な支援の元、成し得た結果です。私一人ではとても叶うものではありませんでした。
第一次審査の書類制作は、何度も何度も書き直しブラッシュアップし、二次審査のプレゼンはこれでもかというほど付き合ってくれました。
その後、最後の三次審査は無我夢中すぎて記憶が途切れ途切れでしたが、精一杯やり遂げました。最優秀賞受賞した時、秋田先生は自分事のように泣いて喜んでくれました。
これを皮切りにいろいろなメディアが、ニィニを取り上げてくれましたが、私のやる気だけでは到底叶うものは、一つもありませんでした。
秋田先生は言います。
「私は誰とでも仕事するわけではないんですよ。実行するのは企業です。それを支えるのは私です。だからこそ、支えがのない企業とはやらないんですよ」
と、にっこり笑って答えてくれます。
この想いに応えるべく、これからも精一杯邁進してまいります。
本日もここまでお読みいただきまことにありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間、ニィニの経営理念を持続的に実行できるようコンサルしてくださった秋田舞美先生には本当に心より感謝申し上げます。
私の体調に合わせて日程を調整し、経営のコンサルタントを伴奏いただき、とても心強かったです。
【今週はそんな秋田舞美先生に焦点を当て、ニィニの進める経営の地固めをご紹介させていただきます。】
今回は、ニィニのスーパーコンサルタント、秋田舞美先生のお人柄をご紹介させていただきます。
よろしければ、是非秋田舞美先生のホームページご覧くださいませ。
(以下になります。↓)
「尖り型マーケティング」を通じた企業ブランディング を掲げ、 中小企業だからこそオピニオンリーダーになれる!
という秋田先生の理念はニィニの考える経営理念を後押し、常に伴奏くださっています。
そんな秋田舞美先生の経歴は華々しく。
(以下になります。↓)
https://koushinkenshu.com/lecture/00158/
こんな小さな会社には勿体無いと常に感じながらも、かれこれ8年以上のお付き合いをさせていただいております。
当時お会いした時は、まだ私自身、デザインと販売、それに合わせてアトリエ調整に翻弄され、今後の経営ビジョンというものがまったくと言っていいほど、見えていませんでした。
経営側にいるとつい目先の売り上げや、スタッフの動向ばかりに気を取られ、会社の行く末や全体像を掴むことこそ、それに直結するとという結び付けが出来ていませんでした。
そんな時に、秋田先生に出会い、自分自身とは!ニィニとは!を文章でまとめる自問自答の訓練の日々が始まりました。
秋田先生の素晴らしいところは、完全伴奏に徹していること。優秀な方であれば、私のようなまどろこしい人間を紐解き経営に伴奏するのは、想像以上に大変です。
ほとんどの方は、つい自分の考えを口走ったり、考えを押し付けたりなどしがちです。
その場合私の地雷を踏み、生意気にも跳ね返し、ガンと聞く耳が持てなくなります。
秋田先生は、私のようなまさに犬⁈のような、自由奔放に跳ね回り後先考えず突っ走る私を、見守りながらも、自分自身の頭の中でまとめる力を、根気強く伴奏くださいます。
私がフライングダッシュして行き過ぎた際はグッと手綱を握り、優しくも厳しく軌道修正、その仕方が絶妙なのです。
それは、私自身、またニィニを尊重しつつ、軌道する姿勢にあります。
修正理由を納得いくまで説明し、それを完全伴奏に徹するので、ニィニの理念がブレず、私のやる気スイッチもそのままに、軌道修正を可能にします。
これは、なかなか出来そうで、出来ない技と思っています。
そんな秋田先生の人間性の素晴らしさに、会長、専務とも、いつも感謝の気持ちを口にし、ご縁に感謝してしております。
昨年9月から代表を務めることとなり、お世話になる幅も深さを広がることと存じすが、何卒今後とも変わらずご指導のほど宜しくお願い申し上げます。
本日もここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
代表交代後も出社出来ない日も多々あり、残されたスタッフ、会長、専務が全力で支えてくれましたが、本当に大変だったことと察します。皆さまには、この先もずっと感謝の念は絶えません。
今回は、最終日として、代表不在中のニィニを全力で取りまとめていただいた会長と専務について、あらためて感謝の気持ちを込めて、今週最後の挨拶とさせていただきます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
代表交代後も出社出来ない日も多々あり、残されたスタッフ、会長、専務が全力で支えてくれましたが、本当に大変だったことと察します。皆さまには、この先もずっと感謝の念は絶えません。
【今週はそんなニィニを支えてくれた、スタッフの皆さまについて感謝を込めて、ご紹介させていただけたらと思います。】
今回はニィニが誇る縫製チーフに、焦点を当ててご紹介させていただきます。
縫製チーフ無くして、ニィニなし!
本当にこの方が、ニィニの顔を形成しているといっても過言ではありません。
縫製に向き合う覚悟、そして熱意、ご自身を律した姿勢は、若手ホープの憧れの的です。
私自身も例外ではなく、今回自身の身の上に起きた病いを経験したことで、あらためて偉大な方と尊敬の念が絶えません。
お人柄は勿論なのですが、それに加えて素晴らしいところは、新しいことに果敢に攻める姿勢を崩さないことです。
「捨てないアパレル」を事業として始動した本当に初期の頃、毛皮、着物のリメイクを手掛けることにアトリエ全体に動揺が走りました。
正直チーフも心の中では同様があったと察しますが、決して口には出しません。
専務や私が望む難易度の高いカタチを必死に理解しようとし、何度も何度も先の見えない試作をともに重ねてくれました。
これは、凄いことなのです。大抵のベテラン縫製者は、変化をこばみ、説得するだけでも一苦労な作業です。しかし、チーフは前向きに新事業を受け入れ、更に専務と私のこだわりにとことん付き合ってくれました。
その姿勢は今も変わらず、日々お客様からの変化球的な難易度の高いご依頼にもしなやかに対応くださいます。
そういう方がいらっしゃると、チームは自然と引っ張られ、ニィニの目指すスタイルがスムーズな形で形成されていきます。
これからも、時代は目まぐるしく進化し私たちの環境も変化を求められます。
しかし、トップであるチーフの姿勢が、ニィニの未来を明るさ照らしてくれているようで、代表を務める私自身非常に心強いです。
あらためて、心より感謝申し上げます。
変化は、チャンスの時でもあります。
チーフを見習い、これからも世の中の変化、業界の変化に臆することなく、しなやかさを磨いていきたいと強く決意する次第です。
本日もここまでお読みいただき誠にありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
代表交代後も出社出来ない日も多々あり、残されたスタッフ、会長、専務が全力で支えてくれましたが、本当に大変だったことと察します。皆さまには、この先もずっと感謝の念は絶えません。
【今週はそんなニィニを支えてくれた、スタッフの皆さまについて感謝を込めて、ご紹介させていただけたらと思います。】
今回は若手ホープの縫製スタッフの方々に、焦点を当ててご紹介させていただきます。
其々、皆さま非常に優秀で、ご縁をいただけたことに、あらためて感謝の気持ちをお伝えさせていただきます。
昨年のOEM事業繁忙期により、不慣れな私も縫製部隊に入りましたが、「縫製の素質」というものについてつくづく考えさせられました。
私の考える「縫製の素質」は、3つです。
①素直であること。
②コミュニケーション能力が高いこと。
③スピードよりも、丁寧さを大切に出来ること。
まさに、言うは易し行うは難し。私には到底務まるものではありませんでした。
ですので、この御三方がニィニを選び実直に縫製してくれるご縁に、専務も日々感謝を口にしております。
また今は全ての方に縫製を経験してもらっていますが、プレス(アイロン)などといった下処理を最低一年は行います。
その目的は、縫製全体の進行状況を常に意識、習慣化することにあります。
ニィニは、OEM事業とセミオーダー・リメイク事業を同時並行に行っています。点で物事を進めては納期に間に合わせることは出来ません。
自分のすべきことを申告し合い、チーム一丸となり効率良く縫製を遂行する、その積み重ねがそれを可能にしていきます。
また、ニィニのアトリエはとても静かです。ラジオも音楽もかけません。それは、常に一人一人の声かけと行動に集中し、急な対応変更に瞬時に反応出来る環境を整えるためです。
ニィニは会長以外、皆んな女性です。
ご結婚しお子さんがいらっしゃる方もいれば、これからの方もいらっしゃいます。中には今お腹に赤ちゃんがいらっしゃる方もいます。
其々、精一杯の時間の中、ニィニと共に技術を磨いていただけるご縁に、本当に感謝の気持ちで溢れます。
そんな皆さんが、これからも変わらず安心して技術を高めていただけるよう、代表として精一杯務めさせていただきます。
この度もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
代表交代後も出社出来ない日も多々あり、残されたスタッフ、会長、専務が全力で支えてくれましたが、本当に大変だったことと察します。皆さまには、この先もずっと感謝の念は絶えません。
【今週はそんなニィニを支えてくれた、スタッフの皆さまについて感謝を込めて、ご紹介させていただけたらと思います。】
今回は一枚裁断機を使って裁断を担当いただいている方に、焦点を当ててご紹介させていただきます。
その前に一枚裁断機とはどういったものか説明しますと、一言で言うと手裁断を機械化したものであり、一般的にCAMと言います。
CAMはComputer Aided Manufacturing(コンピュータ支援製造)の略称であり、製造をコンピュータの支援で行うことを意味します。
またそれに連携して操作するものをCADと言います。CADはComputer Aided Design(コンピュータ支援設計)の略称であり、デザインや設計をコンピュータ上で行うことを指し、パターンメーキングやサイズ展開、裁断のマーキングなどをコンピュータで行うシステムです。
2014年、当時積層裁断機が主流の中、ニィニは、TAKATORIの一枚裁断機にこだわり導入を決断しました。周りから非常に珍しがられましたが、それには当然訳がありました。
と言うのも、ニィニはセミオーダーを主にしたオリジナルブランドをしていますので、積層タイプより、一枚裁断機の方が勝手が良かったのです。
何事もそうですが、使いこなすまではある程度慣れは要し苦労しましたが、使いこなせたらもう手放せません。
コートなどパーツ数が多いものは、手裁断では6時間ほど要しますが、一枚裁断機だとわずか数分で裁断出来きる、優れものです。
しかし、気をつけるべきことも多く、パターンの入力ミスや裁断する生地を取り違えるなど、人為的ミスがないよう入念な確認は必須です。
機械が作動してからミスに気づいてしまっても、時すでに遅し。
丁寧な確認のいる大型裁断機の扱いは、そんな簡単てはなく、むしろ注意力の要る難易度の高い仕事です。
また機械ですので、定期的なメンテナンスと称した、根気の要る愛情表現も必須です。
怠ることなく、いつもしっかり向き合っていただき、感謝の気持ちで一杯です。
私が不在の時も特段大きなミスもなく、仕事を遂行いただき、感謝の念は絶えません。
これからも末永くニィニでお仕事いただけるよう、あらためて私も全力で邁進してまいります。
本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。