お越し頂きありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
只今ニィニは、優秀な方2人入社、アパレル部門11名、グラフィック部門2人、計13名で運営しております。
ここ数ヶ月、新規OEMのお取引先様が増え、細かなやり取りが格段に増えてきました。
OEMの仕事は、当然ながら、それぞれのお客様が望むものを、納期通りにしっかりと正確な製品に仕上げなければなりません。
その数が増えるということは、単純に気をつけなければならないことがたくさん増えるということです。
ニィニはチームで遂行していきますので、しっかりしたコミュニケーションをとりながら、個々の仕事を、次の担当に繋げていきます。
重要なことの一つとして、自分よがりな伝え方をしないよう心がけることです。
伝える側も、それを受け取る側も、100人いたら100通りである、と知っておかなければいけないと、私は考えています。
それは、ニィニチーム内もそうですが、取引先とのやり取りの中でも、意識しなければならないと考えます。
自分よがりな捉え方になっていないか、常に相手が何を伝えたいのか歩み寄り、ものづくりを前に進めることが大切です。
それには相手を思い合える、チームの結束が欠かせません。
本日も、ニィニチーム一つになってそれぞれの担当にしっかり繋ぎ、お取引先に喜んでもらえる納品を目指してまいります。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
毎月ニィニ店舗にて、ネイルの先生にお越し頂き、お客様にサービスの一つとして楽しんで頂いております。
ご提案頂くデザインのセンスもよろしく、お仕事の内容も丁寧で、その上大変スピーディーでいつも見入ってしまいます。
またお話もお上手で、お客様の楽しそうな笑い声が絶えない素敵な時間をいつもご提供していただいてます。
すっかり新緑の季節になり、店舗の薔薇も咲き誇りウキウキした気持ちになります。
このような気持ちの良い季節になりますと、益々ネイルのお色選びも楽しくなります。
お客様のお選びになったネイルのカラーも、これからの季節を楽しめる明るいお色で、拝見させて頂いたこちらの気持ちも華やかになります。
とても素敵に仕上がりましたので、お写真を撮らさせて頂きました。
お写真いただきありがとうございました。
手元が華やかですと、気持ちも明るくなりますね。
また来月も予定しております。
これからも、素敵なご提案出来ましたらご報告させて頂きます。
是非、お楽しみくださいませ。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
ニィニでは、1ヶ月半くらいの間隔で全てのスタッフとマンツーマンで面談をします。
その時は、社長や専務は同席しません。
話す内容として、何気ない日常会話から始まり、徐々に仕事の話に移行していきます。話し方として気をつけていることは、明るく前向きな話になるよう心がけています。
「お子さん、どうです?最初入社したころは、小学校上がったばかりでしたもんね〜。それがもう小学校4年生ですもんね!でも男の子は、お母さん子だから、仕事遅いと寂しがりますよね。」
「いえ!最近、そうでもなくなりましたよ。
どんどん手が離れて、いざ仕事に集中でき始めると、意外と寂しいもんですね〜。」
など何気ない会話から、家庭と仕事のバランスを見守らせていただきます。
やはり、一番は家庭です。
その次に、仕事です。
仕事が一番で、家庭が二番目になってしまうと、様々なバランスが崩れ始め、結局仕事にも支障をきたしてしまいます。
また、仕事の話になると仕事が辛くないか把握します。
「今の仕事はどうですか。楽しいですか。」
「楽しいですね、間違えられない仕事を任されると緊張はしますが、出来た時の達成感は格別です。」
やはり、楽しくない仕事は単純に辛いです。
では、楽しい仕事に繋げるにはどうしたら良いでしょう。
それは、スタッフみんなそれぞれがそれぞれを想う、しっかりしたコミュニケーションを取り合うことです。
想い合いは、ここぞという時深い絆につながり、最終的に素晴らしい納品に繋がります。
個々の失敗を少しでも減らすよう、それぞれが注意し合える、信頼できるチームづくりはニィニは出来ています。
先日、4月18日(月)日本経済新聞の働き方イノベーションのページに、積水ハウスが気兼ねなく意見をぶつけ合える関係づくりに力を入れて入れているという記事を目にしました。
ニィニで取り組んでいる面談も実施しており、2021年から始めてから仕事の成果の向上にも繋がっていると記述がありました。
幸福度も上昇しているとのデータもあり、ここからもニィニの取り組みも間違ってはいないと、後押しして頂いた想いになりました。
これからも、お互いを気遣い想い合えるチームつくりをしっかり取り組み、理想の納品を目指していきます。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
この度5月1日、業界紙アパレル工業新聞の工場レポートのページ一面に、ニィニの「捨てないアパレル」の象徴的な取り組みの一つ、リメイク事例が全面的に取り上げられました。
このような形で多くの事例が取り上げられたのは初めてのことでしたので、スタッフ一同大変嬉しく思っております。
元々ニィニは丁寧なものづくりをしておりましたが、本気で「捨てないアパレル」を目指そうと、7前より着物、毛皮、洋服のリメイク事業に踏み切りました。
オリジナルデザインを構築するものづくりとは、全く違うリメイク提案は、当初デザイナーである私が一番戸惑いました。
オリジナルデザインは、着やすい中に3〜5㎏痩せて見えるラインをニィニらしく提案していきますが、リメイクはそこにもう一つ重要な提案が加わります。
それは、お客様の想い出をさりげなく散りばめる提案です。あくまでリメイクデザインは、お客様が主役なのです。
その方がイメージする、一歩先のデザイン提案をいたします。決して、2、3歩先ではだめなのです。リメイクデザインは、ヒヤリング力が試されます。お客様が何を求めているのか、一歩引いたところからよくよく理解していきます。しかし、お客様は決して造形のプロではないので、デザイン構築する主導権はしっかり持たせていただき、共にデザインしていきます。
これからも、一人一人のお客様に喜んで頂けるようなリメイク提案とは、一体何で在るのか。
それをニィニチームと一緒になって、丁寧に提案してまいります。
今回は7年に及ぶ、ニィニなりの提案の結実となる有難いきっかけを頂きました。
本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
これからも、ニィニの捉えるリメイク提案を大切に邁進してまいります。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
只今、着物リメイク見本を製作しております。先日生地で試作、専務とパタンナーとデザインチェックを重ねました。
今回の着物リメイク見本のアイテムは、ワンピースです。デザインポイントとして、前見頃に大ぶりなスカーフ風なテクスチャーをあしらったのですが、なかなか収まりが悪く。
多目的にコーディネート出来るワンピースに仕立てたかったのですが、思いの外上手くいかず、専務とパタンナーとスカーフ部分を何度も、巻いたり解いたりと思案しました。
そんな中専務が何気なく巻いた様子が、イメージにピタリとハマり、スカーフをあるところで固定化し、あたかもボレロを羽織っているかのような様子に収めることが出来ました。
今回もそうなのですが、デザインのスタートは私デザイナーが担当しますが、いざ製作が進むとそれぞれの感性を自由に発揮してもらいます。
そんな中で生み出されたアイデアは、やはり立体的にも優れたバランスを放ち、伸び伸びと魅力ある洋服に近づいていきます。
デザインチェックが進むと、パターン修正をし、いよいよ着物での裁断に進みます。
今回の着物は、大柄なストライプのかすりの柄をセレクトしました。柄出しの指示は非常に重要ですので、しっかりイメージを膨らませ、それぞれのパーツの在るべき位置は何処か、じっくり探り慎重に配置していきました。
これから縫製に入るのですが、出来上がりが非常に楽しみでワクワクした気持ちでいっぱいです。
イメージ通りに仕上がることを願いつつ、縫製中も気にかけながら柔軟に対応、我が子を産むように丁寧に制作していきます。
また出来上がりましたら、ご紹介させて頂きますので、お楽しみくださいませ。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
ものづくりをスムースに進めるには、円滑な動線を作ることは必須です。
そこで先週土曜日、縫製エリアのアイロン台、ミシン台、糸棚全ての配置を見直し、思い切って大移動しました。
自社の建物を建替え早8年、その時はベストと考えていた配置も、請け負う取引先が増えるなど当時と状況もだいぶ変わり、縫製エリアの動線をあらためて見直せざる追えなくなりました。
専務は2年前から、移動の構想をしていましたが、ここ数年の繁忙期でなかなか出来ず。
しかし、縫製の仕事の僅かな切りの良さを見逃さず、今回実行しました。
まずは、糸棚の配置移動から始めました。当時は地震の心配から、糸棚は全て壁に寄せ、窓際に糸棚が配置されました。そのため、自然光が塞がれ、夕方過ぎると何となく手元が暗く感じられ不便でした。
そこで今回糸棚を全て移動、窓際から自然光を大いに取り入れることが出来ました。
続いて、より効率化を図るためアイロン代やミシン代を移動しました。
少し移動しては考え、また戻しては移動し。何度も専務と縫製メンバーと話し合い、イメージを膨らませ最適な動線を作りました。
今日から実際に使ってみて、また不便を感じたら柔軟に移動して行くようにしていきます。
「捨てないアパレル」をスムースに実行出来るよう、今後も出来るところから丁寧に取り組んでまいります。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今月末、ニィニ新作展示会を予定、張り切って取り組んでおります。
新作展示会とは、当然ながらニィニのオリジナルデザインです。
ニィニでは、デザイナーである私が描いたデザイン画を元に形成していきますが、決してデザイン画を忠実に追求するわけではありません。
あくまでも洋服になった時、ベストなバランスになるよう、それぞれの担当者と柔軟に対応、チームと共に作り上げていきます。
最初の取り掛かりは、デザイン画と提案素材がニィニらしい洋服に成り得るか、専務とベテランパタンナーとよくよく話し合います。
「捨てないアパレル」を目指すニィニだからこそ、無駄なデザインは生み出さない。
愛されるデザインになるまで、ニィニらしさを共に追求していきます。
そんなニィニのデザイナーの資質とは、一体何でしょうか。
私が考える資質とは、チームの個性をよく理解し、それぞれの良さを引き出しながら、個を融合させていく、これこそニィニらしいデザインに繋がると考えます。
時には、かなり難易度の高いデザインをしますので、どの担当者もしっくはっくですが、それでもそれぞれの能力を存分に発揮、唯一無二の洋服に仕上げていきます。
ニィニの洋服とは、エレガントなデザインの中に3〜5㎏痩せて見えるラインを見極め、着心地を追求していきます。
デザイン提案する上でも、毎回私自身も悩み苦しみますが、それでも1人じゃない、素晴らしいチームと共に生み出せるんだ。
この安心感と喜びは、ニィニのチームに支えてもらえているからこそ味わえるものです。
今日も、1日を大切に精一杯チームで取り組んでまいります。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
3月28日に投稿しました着物リメイクが出来上がりましたので、こちらにご紹介させて頂きます。
3月28日に投稿したブログは、こちらです。
ご覧くださいませ。
↓↓
https://www.nini.co.jp/blog/2022/03/28/3055/
お預かりした着物は、落ち着いた大人な桃色の中に、花柄が大きく構成されており、とにかく柄が主役です。
このようにポイントとなる柄が配置されている場合仮縫いの際に、必ず用意する提案があります。
それは、着物の柄の部分をカラーコピーし、型紙通りにカッターで切って、仮縫いの際にイメージをしっかりお伝えすることです。
基本、着物は一点ものです。当然ながら、一度裁断しては後戻りできません。
着物にはそのご家族の想い出が詰まっています。
ですので、柄行きがどのように配置されるか、慎重に提案するのはとても重要な工程と考えています。
このような仮縫いの提案の際も、ご家族の想い出のお話に花が咲きますので、とても豊かな気持ちにさせて頂きます。
この度も、緊張感を途切れさせることなく、チームで丁寧に取り組ませて頂きました。
とろみある異素材との組み合わせを提案しましたので、裁断はもちろん縫製も非常に難しいかったのですが、最後まで集中してお作りさせて頂きました。
今回も、カラーコピーでしっかり提案させて頂きましたので、イメージした通りとても上品なブラウスに仕上がったのではないでしょうか。
喜んで頂けますこと、ニィニスタッフ一同心を込めてお送りさせて頂きます。
この度もこのようなご縁を頂き、誠にありがとうございました。
お越し頂きありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
只今、「捨てないアパレル」の取り組みの地固め目指して邁進中でおります。
私にはどうしても叶えたい夢があります。
それは、ニィニが「捨てないアパレル」のオピニオンリーダーになることです。
そうなるためには、チーム一つになって丁寧に一つ一つ積み上げていくことがとても大切で、これこそが最大の近道であってそれ以上の方法なんてないのはでないか、と考えています。
毎朝、目覚めて誰よりも早く、会社に行って朝礼の準備をするのが、楽しくて楽しくて仕方がありません。
ここ数ヶ月、多い日で10件近く縫製依頼がきますが、その中で成約出来るのは一件あるかないかではないでしょうか。
その中で、見積もり金額が合わないものは全てお断りさせて頂きます。
無理な仕事は絶対にやらない。
当然と思われるとお思いになるでしょうが、この決断はなかなかリアルに難しく、、、。
しかし、勇気を持って会社スタッフを本気で守ることに注力する、そう覚悟を持って社長と専務と常に判断しています。
きっと、ブレずにやり続ける先にニィニが「捨てないアパレル」のオピニオンリーダーになれるわずかな道が切り開ける、今、そう確信しております。
そのためには、日々ニィニスタッフから上げてもらっている工程表を読み解く、朝の10分の朝礼の準備こそ肝であって、目標を繋ぐ生命線です。
時にはその用意に2時間かかる日もありますが、その日を精一杯チームで生き切る覚悟の表れの気持ちになり、清々しく楽しいのです。
そんな日々を過ごしつつ来月末に予定しているニィニ新作展示会にむけても奮闘しております。
また皆さま、是非店舗に遊びにいらしてくださいませ。
お会いできますこと社長、専務共々、楽しみにしております。
お越しいただきありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
ニィニは、ご縁あって秋田県JUKIミシンのご担当者様にお世話になっております。
この度、新しいミシンを2台導入、今回も大変お世話になりましたので、こちらにもその様子をご紹介させて頂きます。
*あらためて、JUKIさんの事業内容のご紹介
↓↓
https://www.juki.co.jp/company/our-business/
今回導入したミシンとは、通常のロックミシンと、新しいタイプのインターロックミシンの2台です。
その一つ、インターロックミシンとは、縫い代の断ち目部分のかがりと地縫いが一度にできる優れもののミシンです。
こちらのインターロックミシン、JUKIさんの先進的なドライ技術を生かし縫製品の油汚れを解消、優れた縫い品質と生産性で定評とのことで、今回導入に踏み切りました。
*JUKIインターロックミシンの詳細
↓↓
https://www.juki.co.jp/industrial_j/products_j/apparel_j/overlock/detail.php?cd=MO-6700DA
早速詳細な使い方を、ニィニ縫製担当の皆んなでしっかり聞きました。
また一つ、ニィニのものづくりに活気が生まれたようでワクワクしてしまいました。
ニィニは、創業依頼ずっと高級ラインの洋服だけを縫製してきました。
高級服を扱う上で創業者である専務が、一体何を大切に取り組み、今ある縫製スタイルを確立してきたのか。
専務は、事あるごとに言います。
「ただ丁寧に縫製すれば良い、ということではないのよ。」
効率化をしっかり図り、スマートに仕上げること。これが非常に大切である、と専務は常に話します。
丁寧過ぎてモタモタ縫われている洋服は、何故かパリッと見えません。迷いなくサラッと縫製された洋服は、気品に溢れ洗練された印象を残します。
これこそが、ニィニの縫製です。そして、これからも繋ぐべき技術です。
そのためには、新しいミシンの導入は不可欠なのです。
専務が言います。
「次に欲しいのは、自動釦付けミシンね。」
釦を手付けするか、自動付けにするか。
洋服全体のバランスを見極めつつ、新技術を柔軟に取り入れる覚悟は、最終的に会社を、そして社会を永続させることに繋がっていきます。
ニィニのものづくりがより良く発展するよう、今後も新しい機械の導入を見据え、ニィニらしいものづくりを目指していきます。