「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。
昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。
その間、ニィニの経営理念を持続的に実行できるようコンサルしてくださった秋田舞美先生には本当に心より感謝申し上げます。
私の体調に合わせて日程を調整し、経営のコンサルタントを伴奏いただき、とても心強かったです。
【今週はそんな秋田舞美先生に焦点を当て、ニィニの進める経営の地固めをご紹介させていただきます。】
今回は、「捨てないアパレル」を理念表明しつつ持続的にどう「稼ぐアパレル体制」に構築するか、コンサルタントとして伴奏している様子についてご紹介させていただきます。
日本の方は、企業が「稼ぐ」と言うと、何故か一瞬マイナス的な印象に捉えがちですが、企業にとって稼ぐことは当然必須です。
稼ぐことが出来なければ、無論企業は存在出来ませんし、何より企業の存在意義の中には、社会に雇用を生む、という当然の使命がありますから、「稼ぐ」と言うことはとても重要です。
ニィニは非常に小さな会社で、只今私たち役員含め13名です。
規模は小さくとも、「捨てないアパレル」を理念に、雇用を生むことに専念しています。
今まで、私はニィニの地固として、「捨てアパレル」という理念構築に奮闘してきました。その結果、ニィニという会社に意思を植え付けることができましたが、それは、およそ5年かかりました。
時間はかかりましたが、やっと次のステージ、「捨てないアパレル」を元に、意識的に「稼ぐ」ことを実行していきます。
それに即した営業は必須ですが、ものづくりの会社にとって、それよりも難しいのは、生産性を安定した時間管理です。
どんなに条件がよい仕事が舞い込んだとしても、アトリエの中の体制作りが不安定では、売り上げに結びつきません。
それには、しっかりした原価計算は必須です。
原価計算の必要性をスタッフ1人一人に問いかけ理解いただき、工程分析を可能にし、実行してもらう。
非常に当たり前のことなのですが、アパレルは人の手が相当な入る分野であり、完成度を一律にするのが非常に難解な業界なのです。
秋田先生は、企画力のサポートも素晴らしいですが、先生の得意分野は財務です。
先生の提案内容をブラッシュアップし、それを実行。またそれを報告し、またブラッシュアップし、実行し、またそれを報告する。
何度も何度も、それを繰り返し、ニィニらしい「稼ぐ」努力をしています。
言うは易し行うは難し。
本当に地道な努力ですが、これが年間の売り上げを大きく左右します。
一生勉強、一生精進の覚悟で、秋田先生と共にニィニの雇用を守ってまいります。
間も無く、秋田先生がニィニにいらっしゃいます。
今日もいろいろ実行したことを報告、ブラッシュアップに繋げていきます。
本日もここまでお読みいただき誠にありがとうございました。