NINI

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年一年間、自身の体調不良によりこちらのブログが凍結してしまい申し訳ございませんでした。

 

代表交代後も出社出来ない日も多々あり、残されたスタッフ、会長、専務が全力で支えてくれましたが、本当に大変だったことと察します。皆さまには、この先もずっと感謝の念は絶えません。

 

【今週はそんなニィニを支えてくれた、スタッフの皆さまについて感謝を込めて、ご紹介させていただけたらと思います。】

今回はパターンを制作担当いただいているお二人に、焦点を当ててご紹介させていただきます。

昨年、ニィニを長く支えていただいた大ベテランのパタンナーの方からバトンタッチ、新たなコンビでニィニのスタイルを再構築していただいております。

あらためて、ニィニは他のブランドの縫製のみを行うOEM事業を役8割、残り2割を「捨てないアパレル」と称したオリジナルブランドelevemumu(エルベムム)のセミオーダー、またはお持ちの着物、毛皮、洋服のリメイク事業をしています。

後者の事業は一人一人に合わせたパターンを追求する為、特に二人の力量で良し悪しが左右されると言っても過言ではありません。

そんな大変な作業と合わせて、着物リメイクの裁断に関してはパタンナーが行います。

それはどうしてかというと、事前にパターンを理解しているスタッフに任せることで、お客様の要望をしっかり正確に、更に効率的に実現することが出来るからです。

着物は長さも幅もどうしても決まっているので、足りるようパターンの段階でしっかり計算しなくてはなりません。しかし、往々にして裁断段階で予期せぬ汚れやシミなどに遭遇するのです。

そういった場合、即パターンを変更、そして時間を空けずして裁断を再開、このような迅速な行動が取れるのはパタンナーだけです。

これこそ、ニィニの強みです。

このニィニならではの文化は、引退されたパタンナーの方が実証し、その後もきちんと二人に引き継がれました。

技術とは、一人一人の真摯な取り組みの積み重ねであり、それを継承することがどれだけ尊い作業であるか。

それをきちんと理解し業務に向かうお二人には、あらためて感謝の気持ちで一杯になります。

専務はよく言います。

「泥棒は、技術だけは盗めない。」

本当にその通りです。

これからも、ニィニらしい唯一無二のラインを共に追求いただけるよう、私も代表として精一杯取り組んで参ります。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

 

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