NINI

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その2】

そういう経緯から、今週は「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

今回は、家族で長年愛用しているブランドについてご紹介させていただきます。

 

ニィニがオリジナルブランドを立ち上げる前は、家族で「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」、またはヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)を良く購入し愛用していました。

 

会長が着ている、下の写真のイッセイミヤケのジャンパーは、チューブが付いており膨らますとラインが変わる面白いデザインです。

私が小学生の時、遅くまで仕事する父がこれを良く着て楽しそうに仕事していたことが、ついこの間のことのようです。

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当時、DCブランドは全般的に非常に活気があり、ニィニも有名ブランドを多岐に渡りOEMの仕事としてお手伝いさせていただいておりました。

 

兎に角、面白い洋服が百貨店には溢れており、私たち家族は毎週のように何処かしら買い物に出掛けていたように思います。

世界が日本のファッションブランドの独自性に惹かれていく様が子供ながらに心地良く、ウキウキしていたのを鮮明に覚えています。

小学校の頃、母が良く観ていたパリコレのファッション番組が面白く、よく一緒に観ていたのですが、ある時のイッセイミヤケのショーが非常に私に衝撃を与えました。

それは衣装を着たバレリーナが「くるみ割り人形」に合わせて衣装を早着替えし変化するという構成なのですが、それが非常に優雅でありながら大胆で挑戦的でカッコ良く、観客からは破れんばかりの迫真喝采を受け、それに合わせ私の心も震えました。

 

その後、本も購入するなど家族の中でイッセイミヤケの存在は憧れそのものでした。

私も、ISSEI SPORTSというイッセイミヤケのカジュアルブランドにハマり、中学生の時良く着ていましたが、今でも大好きで着ます。

それを、可愛いいと娘が着ることもあります。

当時購入した洋服、特に父のセーターなどは今も着崩れることなく毛玉ひとつなく着ることが出来、これぞ、本物の「捨てないアパレル」、否「捨てられないアパレル」です!

ニィニもそんな愛されるブランドになれるよう、これからもスタッフと共に丁寧に邁進していこうと、あらためて心に刻むキッカケをいただきました。

本日もここまでお読みくださり、誠にありがとうございました。

 

 

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