NINI

お越し頂きありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。

この度、、光栄なことに蕨双子織研究家・堀江清隆さん、蕨神社の皆さまにに双子織でスカジャン風ジャケットをご提案させて頂きました。

地元蕨市発祥綿織物双子織は、江戸時代末期に誕生し、明治中期に一世を風靡しました。それは、他産地が真似の出来ない超高密度の綿織物。効率化・機械化の波に押されたのでしょうか、一度は途絶えてしまいました。
ところが、ここ20年かけて、蕨双子織研究家・堀江清隆氏が発起人となり、なんと蕨双子織を当時のままに復元することに成功しました。

只今、蕨商工会議所を中心として、蕨双子織をブランディングする取り組みが始まっています。

ニィニでも何とか地元を盛り上げることが出来ないかと、5年前より双子織に関わらせて頂き、4年前に双子織をスポーツウェアにと発案、3年前より地元蕨市ブランド認定頂いたり、ふるさと納税返礼品にさせて頂いたりと活動、更に昨年双子織キッズトラックジャケット製作、「第15回、キッズデザイン賞」受賞させて頂くなど奮闘しております。

そんな中、堀江さんにもたくさんご相談させて頂き、他県にはなかなか見られない蕨市双子織の素晴らしさの気づきをさせて頂きました。

「つかう文化が途絶えれば、つくる文化は途絶えてしまう。」これは、一つの警句です。

今、たくさんの方の力で双子織が蘇ろうとしています。ニィニも微力ながら、文化をつなぐ取組に参加できればと、今回も心を込めて作らせていただきました。

堀江さん、また皆さまと何度もお打ち合わせさせて頂く中で、双子織を愛する気持ちがひしひしと感じられ大変感銘を受けました。

これからも、地域に根ざす蕨発祥双子織に関われるご縁を大切に邁進して参ります。

 

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