NINI

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨年、私の体調不良によりこちらブログの投稿が滞ってしまい申し訳ございませんでした。

 

その間神様から思いがけずいただいた時間の中で、今後目指す「捨てないアパレル」事業の具体的な方向性や、また普段お客様にご提案していたことを自分自身に置き換えて考えてみたり、いろいろと立ち止まって考える機会とすることが出来ました。

 

そういう経緯から、今週は「捨てないアパレル」の原点をご紹介させていただいております。

 

【捨てないアパレルを繋ぐということ・その4】

今回は、前回に引き続き家族で長年愛用しているブランドについてご紹介させていただきます。

 

前回もお話させていただきましたが、ニィニがオリジナルブランドを立ち上げる前は、家族で「ISSEY MIYAKE(イッセイ ミヤケ)」、またはヨウジヤマモト(Yohji Yamamoto)を良く購入し愛用していました。

どちらかと言うと、当初はミヤケイッセイを両親は好んで購入していました。

特に1988年にウィメンズコレクションで発表した「プリーツ」、その後1994年春夏シーズンから単独ブランドとしてスタートしたPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEのダイナミックなデザインに両親は魅了され、発売当初から愛好しておりました。

しかし、世間がPLEATS PLEASE ISSEY MIYAKEを猫も杓子も着るようになり、熱がすっかり冷めてしまったようで、徐々にその頃からヨウジヤマモトにブランドの興味が移るのでした。

その頃、私は高校生だったかと思うのですが、両親はヨウジヤマモトの魅力をよく語り、ヨウジヤマモトのブランドに身を包み楽しそうにデートしておりました。

当初のヨウジヤマモトの縫製も素材も、今より素晴らしく今もなお大切に着ることが出来る素晴らしいブランドです。
デザインも非常に挑戦的で、私も主人も大好きなブランドで、たまにヨウジヤマモト本店で行われるショーにも行かせていただきます。

↑↑

(2017年にて)

自社ブランド、elevemumuエルベムムの構築の上には、私たちが何年にも渡り感じて来た感性の蓄積の上にあります。

それには間違いなく、プライベートにて長きに渡り愛用して来たブランドにも影響されていることに間違いありません。

「捨てないアパレル」を目指しつつも、前者ブランドのように「捨てられないブランド」をも目指しつつこれからも邁進して参ります。

本日もここまでお読みいただき、誠にありがとうございました。

©NINI CO.LTD.ALL Rights Reserved.