お越しいただきありがとうございます。
『捨てないアパレル』を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
OEM繁忙期が落ち着く間も無く、再び繁忙期を迎えるニィニです。
こちらの投稿がなかなか間に合ず、申し訳ございません。
そんなニィニですが、ただOEM事業ばかりしていたということもなく、いろいろなことに取り組ませていただいておりました。
お知らせ大変遅くなりましたが、以下に報告させていただきます。
9月9日金曜日、コロナ後久しぶりに母校であるニィニ近隣の小学校5年生2クラスが、社会科見学に訪問いただきました。
繁忙期真っ只中ではありましたが、『捨てないアパレル』を子供たちに浸透する機会をいただけるご縁に感謝の気持ちでいっぱいになりました。
1クラス30名ほど、2クラスを45分づつの授業を行いました。
2階のアトリエも見学してもらうのですが、一度に入りきれないので、男の子と女の子に分かれて交互に見学してもらいました。
初めに、全員に向けて一階にてSDGsに即した『捨てないアパレル』を目指すニィニの取り組みのお話しをしました。
小学生五年生ともなると、ほとんどの子は大人と同じ考えを持てます。ですので、子供に話す感覚ではなく、大人に話すよう意識をして、でもわかりやすく丁寧に話すことを努めました。
皆さん一生懸命聴いてくれている姿勢に、とても嬉しい気持ちになりました。
その後、2階を見学するグループと、1階で待機するグループとに分かれてもらいました。
1階では、双子織の歴史のお話しからニィニ独自の取り組みのお話しをしました。また実際にオリジナル洋服や双子織トラックジャケットを試着してもらい、オリジナルを製作する社会的意義を感じてもらいました。
試着してもらって、私が1番嬉しかったことは、どの子も心から楽しんでいる様子でした。
双子織トラックジャケットの裂けるファスナーを試着、
「ファスナーを思い切り、引っ張ってみてください。裂けるんですよ!」
本当にザッと裂けると、驚きと歓声が湧き盛り上がりました。世の中に商品として生み出すこととはどういうことなのか、何か感じてもらえたようで嬉しい気持ちになりました。
また2階では、洋服ができるまでの一連の説明を、社長がわかりやすくお話しました。その中でも、多くの子が興味を持ってくれたのが、一枚裁断機で裁断する様子だったようです。
こんなに大きな機械が動く様子はなかなか見られませんので、どの子も興味津々だったようです。
またプレゼントということで、ニィニの取り組みに向かうまでの私が描いた漫画冊子や、メローをあしらったコースターをお持ち帰りいただきました。
とても喜んでもらい、未来が明るい雰囲気に感じられワクワクしてしまいました。
その後、ご担当の先生を通して生徒全員の感想文をお持ちいただき、感激しております。
先生からも、今回の学習を通して子供たちも環境問題などにも感心を持つようにり、生活の中で話すようになりました、とご連絡いただき非常に嬉しく感慨深い気持ちでおります。
まだまだ、コロナ禍が続きますがそのような中で今回の授業を、未来ある子供たちと分かち合うことができとても幸せです。
また来年も今回のような素晴らしい授業が出来ますこと、心から楽しみにしております。
この度は、このようなご縁いただき誠にありがとうございました。