お越し頂きありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
ニィニは、ご縁あって秋田県JUKIミシンのご担当者様にお世話になっております。
先月、新しいミシンを2台導入し、更に先日もう一台導入しました。
(*先月導入した様子のブログもどうぞ→https://www.nini.co.jp/blog/2022/04/29/3385/)
この度も大変お世話になりましたので、こちらにもその様子をご紹介させて頂きます。
今回導入したミシンは、高速電子閂止めミシンです。
以前から使用していた古い閂止めミシンと交換、新たな機能も加わり選手交代です。
新機能とは、菊穴もできる優れものです。
菊穴とは、下の写真の様にベルトに付いているバックルの通し穴のことです。
ニィニでも菊穴はよく施すのですが、アトリエ内に菊穴を開ける工業ミシンがなく非常に不便でした。
しかし、今回導入したおかげで内製化することが叶い嬉しく思っています。
セットが整うと、ご担当の方に使い方をスタッフみんなで教わりました。
ニィニでは、特殊ミシンの作業担当をあえて決めません。
みんなが使いこなせるようになれば、いつ何時担当者が休んでも滞りなく作業を遂行できます。
更なるメリットととして、みんなで使いこなせれば使い方の工夫や改善を自然と共有でき、作業効率も上がります。
早速、試しに新しく来た閂止めミシンを使って、菊穴を開けてみました。
怖がらず直ぐに体験し、機械になれようとする意気込みが何より大切です。
アパレル用の工業ミシンを扱うこと自体、様々なことに気を付けなければいけませんので、ベテランの方でも緊張します。
その緊張感も共に経験することで、お互いの想いに触れることが出来、結果チームの結束に繋がります。
これからも技術向上に努めることを大切に、新しい設備投資にも励んでまいります。