お越し頂きありがとうございます。
「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
3月28日に投稿しました着物リメイクが出来上がりましたので、こちらにご紹介させて頂きます。
3月28日に投稿したブログは、こちらです。
ご覧くださいませ。
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https://www.nini.co.jp/blog/2022/03/28/3055/
お預かりした着物は、落ち着いた大人な桃色の中に、花柄が大きく構成されており、とにかく柄が主役です。
このようにポイントとなる柄が配置されている場合仮縫いの際に、必ず用意する提案があります。
それは、着物の柄の部分をカラーコピーし、型紙通りにカッターで切って、仮縫いの際にイメージをしっかりお伝えすることです。
基本、着物は一点ものです。当然ながら、一度裁断しては後戻りできません。
着物にはそのご家族の想い出が詰まっています。
ですので、柄行きがどのように配置されるか、慎重に提案するのはとても重要な工程と考えています。
このような仮縫いの提案の際も、ご家族の想い出のお話に花が咲きますので、とても豊かな気持ちにさせて頂きます。
この度も、緊張感を途切れさせることなく、チームで丁寧に取り組ませて頂きました。
とろみある異素材との組み合わせを提案しましたので、裁断はもちろん縫製も非常に難しいかったのですが、最後まで集中してお作りさせて頂きました。
今回も、カラーコピーでしっかり提案させて頂きましたので、イメージした通りとても上品なブラウスに仕上がったのではないでしょうか。
喜んで頂けますこと、ニィニスタッフ一同心を込めてお送りさせて頂きます。
この度もこのようなご縁を頂き、誠にありがとうございました。