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「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
ニィニには、ボタンホールを開ける機械があります。以前は社内になく、その度にホール屋さんに持ち込んでボタンホールを開けていました。しかし、10年ほど前から会社にボタンホールの機械を導入して内製化出来る様になりました。
基本ボタンホールを開けるタイミングは、洋服の縫製が完成してからです。
工程上、縫製途中で開ける場合もありますが、ほとんどの場合、縫製完成してからボタンホールは開けます。
ですので、ボタンホールを開ける担当者は間違えが許されないので責任重大です。
ニィニではボタンホールを開けられるのは、3名ほどですが皆さん揃って言います。
「今でも慣れるということは、ありません。
緊張感を持ってボタンホールを開けています。」
実際にボタンホールを開けている様子を動画に撮りました。
良かったらご覧くださいませ。
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また今日はドットボタンを開けています。
こちらも間違いは許させません。
さらに力仕事なので、大変です。
本番に入る前に必ず試し布で、間違えないように練習してから始めます。
用意するまでの動画を撮りました。
↓↓
とても力が要るので、途中私も加り交代しながらやってます。その様子もどうぞ。
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やはり実際にやると、とても力があるので大変です。
それでも、お客様に喜んでもらえると思うと一生懸命に頑張れるものです。
やっぱり、ものづくりは楽しいです!!
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「捨てないアパレル」を目指してあります、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
新作が少しづつ上がってきまして、昨日1stテェックして更なる完成度を上げていきます。
全体のバランスや柄の出方、そして着心地などを時にはミリ単位で修正していきます。
実はこちらのジャケットは、修正かかっても大丈夫なよう、この時点で縫製変更出来るよう一部縫製途中になっています。
これも「捨てないアパレル」に繋がる工夫の一つで、余計なサンプルを少しでも作ることのないよう、丁寧に新作製作しています。
いくつか変更箇所が出ましたので、これからパターン修正して縫製し直します。
お客様が新作楽しんでくださるお顔を想像すると、早く完成させたいという気持ちが益々高まります。
完成しましたら、またこちらにもご報告させて頂けますこと楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
本日より3日間、着物メーカー上野本店鈴乃屋にてリメイク展示会開催致します。
昨日の雪が危ぶまれましたが、おかげさまで朝からの晴天で雪もすっかり溶け始めて、朝から良い気持ちです。
いろいろ気が病むご時世ですが、お近くお住まいの方是非ふらりと遊びにいらしてくださいませ。
本日は、午後より店頭におります。
今はきなくなってしまったけど、どうしても想い入れのあるお着物、毛皮、洋服などありましたら、お気軽にご相談くださいませ。
では、皆様にお目にかかれますこと楽しみにしております。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
着物リメイクをする上で、仮縫いは必須です。ニィニの仮縫いは、仮の生地のシーチングで製作しますので、ニィニアトリエには沢山の見本が保管されています。
手の込んだリメイクも、少しでもお値段が上がらないように今までの見本を活かしたり、参考にしたり、大切に活用しています。
今週末、2月11日(金)、12日(土)、13日(日)着物メーカー本店鈴乃屋にてリメイク展示会させて頂きます。
只今、先月受注頂きました着物リメイクのオーダー頂き、仮縫いの用意をしています。
お客様に喜んで頂けるよう、今週末も励んでまいります。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
今朝も新作取り掛かり、専務と縫製のチーフが細かな詰めをしています。
洋服ができるまでの、実際の様子知ってもらえたらと少し動画撮りました。
どうぞご覧くださいませ。
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その後、直ぐに縫製にかかります。
先程の打ち合わせ、一度縫製したものを一部やり直すためのものでした。
良くなければ、直ぐに縫製をストップして躊躇なく縫製し直す。
これこそ、余計なサンプルを作ることなく「捨てないアパレル」に繋がるのです。
とても面倒な作業ですが、とても重要な作業です。
今日にはこちらのサンプル完成して、午後にはデザインチェック入ります。
こんなに正確に、スピーディーなものづくりが出来る環境はとても珍しいと聞きます。
この環境に感謝して、今日も全力でものづくりを楽しみたいと思います。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
只今、新作制作に取りかかっています。
通常、新作制作するにあたり2〜3回は作り直していきます。
ニィニだけではなく、世界中どこの店頭に並んでいる洋服はその工程を踏んでいきます。
2〜3回作っても、店頭に並ぶのは完成品のみ。2〜3枚のサンプルは処分の対処になります。
「捨てないアパレル」を目指すニィニは、その回数を少しでも減らそうと、デザイナーである私ができる限りその場に張り付き、変更が生じればすぐに対処してもらえるよう、サンプルを1枚でも減らすことを目指します。
ですので、基本新作の裁断はニィニでは私が担当します。
裁断の様子を動画にしました。
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裁断いている中でも、素材の不一致を感じることが多々あります。合わないな、と感じたらその場ですぐに変更します。
また、柄の出方でも洋服の印象は大きく変るので、慎重に判断し裁断していきます。
裁断までは担当しますが、縫製はベテランチーフが担当します。
やはり、縫製に入る時が一番ソワソワします。
縫製している動画
↓↓、IMG_8445
着心地の良いデザインか、否か、縫製する中で直ぐにわかります。
ステッチを表に出すか、出さないか、出来上がりの見た目にはさほど気になりませんが、着心地に大きく影響します。
ですので、ちょっとした工程に入るときも、縫製チーフから細かく確認の声がけが入ります。
そのおかげで、とてもスムーズに新作が進むので大変助かります。
フリンジを作っている様子の動画
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このような環境で、洋服作りが出来るのは日本でも非常に少ないです。
この環境を生かして、無駄な工程を見極めて今後も「捨てないアパレル」をモットーに丁寧に洋服を制作していきます。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
この度、お客様のご希望によりリメイクのアーカイブ冊子を作ることになりました。
ニィニのこれまでのリメイクを発信する上で、やはりリメイクにかける想いをきちんとお伝え出来たらと思い、漫画も描かせてもらいました。
快くご承諾頂きましたお客様のリメイクの事例も、いくつかご紹介させて頂きます。
約一年近く、丁寧に構成まとめてきました。
細かな構成のつめはこれからなので、もう少し印象変わるかと思いますが、間も無く完成し、印刷に入ります。
今から出来上がりが楽しみです。
完成しましたら、またご報告させて頂きます。是非、お楽しみくださいませ。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、デザイナーの保坂郁美です。
昨年に続いて、総合出版社ミスターパートナー社」が出版している『令和のブームはこれだ! 2022』に、昨年15回キッズデザイン賞受賞した双子織キッズトラックジャケットが掲載されました。
2018年年末から、怒涛の開発から4年目にしてこのような形で皆様にご報告出来ますこと、ニィニ一同嬉しく思っております。
今後の大きな課題とすると、やはり高価格、上代78,000円(税抜価格)ということです。
今後も改良を重ねて、少しでも手に取りやすい身近なスポーツウェアにして、地元発祥綿織物双子織の良さを知ってもらえたらと願います。
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「捨てないアパレル」を目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
この度、お持ちの高級イタリアブランド、VALENTINOのワンピースをリメイクさせて頂きました。
お客様は大変こちらのブランドがお好きで、素晴らしいデザインのバッグや洋服をたくさんお持ちでいらっしゃいます。
お得意様ですので、特別な展示会にお招きされることも。その時に、一目惚れでこちらのワンピースをご購入したそうなのです。
こちらのワンピースは、ファーストと言って、製品化される前の試作品になるのですが実際試作品は知る人ぞ知る、素敵なお品に溢れています。
それはブランド上げて、今季新作を試作していくので、一点にかける試作品金額はそれなりになります。
こちらのニットもVALENTINOの中でも珍しいテキスタイルで、一目惚れしてしまったそうなのですが、家に戻って再度試着すると腕が上がりにくいことが分かりました。
もちろんその場でも試着したのですが、その時は気にならなかったそうです。気分が高揚していると、お店ではなかなか気づかなかったりするものですよね。
「悔しくて、つい袖の山をハサミで切ってしまったわ。だって腕が上がらないんですもの。」
なんとお持ち頂いた時には、高価なワンピースの袖山は無造作にカットされていました。
なんともチャーミングにお話されるので、笑ったしまいました。
「ちょと試着するので、見てくださる?」
試着室から、袖山が裂かれたワンピースを試着して出てこられた様子がなんとも新鮮で素敵に感じました。
「すごく素敵です!
出来ましたら、このカットしたラインをそのままにリメイクしましょう!」
今度はお客様が驚いた様子でしたが、お任せしてくださると心良くワンピースをお預けくださいました。
いざ、これを活かした形でリメイクするのは難易度が高く、一度断念しかけるところまできました。
というのも、そもそもの袖のパターンが非常におかしく辻褄が合わなく、さらに袖のアームを大きくする方法を考えるのに難航してしまったのですが、どうにか袖下の付け位置をずらし付け直す方法をとりました。
また程よく避けないジョーゼットを下にもう一枚あしらい、着やすくしました。
袖山もそのまま位置ではおかしいですので、付け位置を交差させ、発想を逆転しむしろデザインポイントにしました。
また思い切って身幅も出したのですが、ニットが緩やかに斜行していてこれも難航。
雰囲気のある、さらにニット素材にピッタリ合う別の素材を選ぶのにも苦労しましたが、さらにそれをどういうラインにするのか、更に苦労しました。
結局、ボディーに着せたまま立体裁断しつつ、丁寧にラインを作り込みました。
その後の縫製も大変でしたが、その甲斐あって素敵にリメイク完成しました。
あたかも最初からそういうデザインであったかの様に。ニィニのリメイクはまさに、さりげなく寄り添うデザインに落とし込んでいきます。
お客様にも大変喜んで頂き、スタッフ一同ホッと嬉しい気持ちでいっぱいです。
只今、毛皮のリメイクをご依頼、間も無くトワルが上がってきます。
またご報告させて頂きますので、是非お楽しみくださいませ。