NINI

お越しいただきありがとうございます。

「捨てないアパレル」を目指しております(株)ニィニ、代表取締役、デザイナーの保坂郁美です。

 

昨日から急に秋らしいお天気に様変わりして、今日は時折雨もちらつき、数日前の暑さが嘘のようです。皆さまのお住まいは、いかがでしょうか。

 

今日は、先週末に私の母校でもある、地元蕨市の小学校五年生全生徒が、校外学習としてニィニを訪れてくれましたので、その様子をご紹介させていただきます。

実はこの取り組みは、かれこれ6年ほど前から始まった校外学習授業になりまして、きっかけは、私が「捨てないアパレル」を目指そうと、本気で考えるに至ったことから始りました。

今はまだ小学生五年生でも、子供はあっという間に大人になります。

授業を始めた当時、小学五年生だった次女も、今ではもう高校二年生です。

本当に、時間は想像以上に早く、大人である私たちは尚更一年が過ぎる去る様子に驚きを隠せません。

ものづくりをしている人間だからこそ、ぼうーっと、生きているとあっという間に、日本のものづくりが、ダメになってしまう!そう危機感を感じ、当時二人の娘が通う小学校の校長先生に直談判、必死に懇願しに行きました。

「どんなに安い洋服も、地球のどこかの、誰かのお母さんが、必死でつくっています。作っている現場を、観て、知って、感じて、そして考えてもらいたいのです。」

と。その後、ニィニの取り組みをマンガにしたり、ビジネスコンテストに出場したりと、試行錯誤しながら周りに問いかけてきました。

今回の授業でも、毎年恒例の

「何のために、洋服はあると思う⁇」

の問いかけから始まり、2階アトリエ見学.双子織クイズ問題、最後に双子織トラックジャケット試着で、恒例の授業は締めくくられました。

どの子供たちも目をキラキラ輝かせながら、一生懸命聞いてくれる様子に、私は心から感動します。「捨てないアパレル」をこうして聞いてくれるご縁に感謝しつつ、また来年も授業が出来たらどんなに嬉しいことか!そう思う気持ちが入り混じり、子供たちと元気にさよならを言い合いました。

 

その後、何人かの生徒がお店を尋ねて見えたり、またお母さんを連れて来てくれたり、

「あの双子織トラックジャケットがすごかったです。大きくなったら、買いにきます!」

なんて嬉しい言葉でしょう、有難いことですね。

間も無く、この子たちとも世の中を変える一員として、お互いの力を磨く仲になるはずです。

そんな未来を楽しみに、ニィニもこれからも精一杯励んでまいります。

 

また、素敵なご報告出来ますこと、今から楽しみにしております。

またのお越しを楽しみにしております。

本日も最後までお読みいただき、誠にありがとうございました。

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