お越しいただきありがとうございます。
『捨てないアパレル』目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。
只今、ニィニのアトリエは例年以上の繁忙期で日々忙しくしております。
この度のコロナウイルス蔓延により、アパレル産業が2020年年開けから低迷の兆しが表れ、昨年までその影響をニィニでも受けてきました。
ところが今年に入り状況は一変、業界全体が動き出し縫製依頼が殺到するようになりました。
ニィニもその影響をもろに受け、日々必死でメーカーさんのご意向に寄り添わさせていただいております。
OEM事業を通して、痛感することがあります。
どのメーカーの皆様も、人生かけて全力で命をかけていると。
このことに真摯に向き合い、ニィニにできる最大の努力を惜しまず邁進しています。
しかし、これを実際実行することは想像以上に過酷です。
それだけ人が人に寄り添うことは、簡単なことではないということなのです。
そのような中、ニィニが各メーカーさんに寄り添う理由とは何なんでしょうか。
それは、理念が本物だからです。
ニィニは、日々縫製依頼内容を選んでいます。
それは、何故か。
一度生み出した洋服は、人為的な操作がなければ役半世紀は地球に残り続けることを知っているからです。
だからこそ、残るべき洋服の価値を見極め、そのメーカーさんと伴奏していく。
非常に難しい決断ですが、妥協することなくこれからも日々精進してまいります。