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お越し頂きありがとうございます。

捨てないアパレルを目指しております、(株)ニィニ、取締役、デザイナーの保坂郁美です。

昨日、昨年に続いて今年も、恩師榎本髙之先生にお招き頂き、さいたま市新開小学校にて「捨てないアパレル」を広める課外授業に行って参りました。

昨年の様子もブログに書かせて頂きました。

良かったら、ご覧くださいませ。

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「捨てないアパレル」を伝えに小学校へ行って来ました。

今回は、なんとリメイクのワークショップをして「捨てないアパレル」を体験してもらいました。

昨年同様、対象となる生徒さんの年齢がバラバラで、2年生6人、3年生2人、4年生3人、5年生2人、6年生6人合計19名の生徒さんとお話しさせてもらいました。

榎本先生からも、ここまで学年が離れると伝えるのが本当に難しい!と。

年齢にバラつきがないように、4グループに分けてチームを作りました。

「ものづくりは、チームで作っていきます!

いいですか?

今から、皆さんはアパレルメーカーの企画者であり、デザイナーさんです。

今からお客様が行きますよ!

今は着なくなってしまったけれど、どうしとも想い入れのある洋服です。

それぞれのメーカーさんに今からお客様がご依頼に上がりますので、素敵にリメイクのご提案してくださいね。」

そう言って、長女と次女が当時小学校の時に着ていた洋服を持って回り、一枚づつ丁寧に説明して配りました。

「今は中学2年生と高校1年生のお姉さんです。

この洋服を素敵に蘇らせてくださいね」

先生もお手伝いの保護者様も驚くぐらい盛り上がってデザインすることを楽しんでくださいました。

サイズを大きくするので、別布をどう組み合わせるかも工夫のしどころです。

生地スワッチを持てるだけ持ち込んで、たくさんの生地を手に取り真剣に選んで構成してくれました。

「素敵な生地選びましたね!

あ〜、、でも、

色はぴったりだけど、

この素材ですと生地が薄いですね。

これだと縫製が難しいですね!

また、その後のお洗濯のことも

考えないといけないですね!」

子供たちは、

「あ!そっか!!」

考えもしなかったことに目から鱗!といった感じでワイワイ意見交換していました。

最後に、どんなリメイクにしたか発表もしてもらいました。

その他にも、ワークショップする前に「捨てないアパレル」の話もしっかりしました。

自動販売機のように、ボタン一つで洋服は出来ていないこと。

世界のどこで、誰かのために、一生懸命作っていること。

そして、それも自分のお母さんと何ら変わらない年齢の人なんだよ、と伝えると目の色が変わりました。

どんなに安いからっていってちょっと気に入らなかったら捨てるなんて、どういうことかしら?

地元蕨市を離れて、「捨てないアパレル」の理念をこうして届けられたご縁に、心から嬉しくなりました。

また来年も、授業出来ることを楽しみにしております。

そのためにも、また明日から一歩一歩「捨てないアパレル」を丁寧に邁進してまいります。

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